2019.08.11 岐阜滋賀北陸旅2日目(1) 近江八幡 [国内旅行]
旅2日目は滋賀県から。
朝7時半前に近江八幡駅に到着し、ここから旅スタートである。
駅の向こう側にあるイオンって、昔はマイカルだったよな。
自身3回目の近江八幡で、前回から3年ぶりある。
7時半発の長命寺行きのバスに乗車。
目の前に八幡山が見え、中腹にロープウェイの駅が見えるが、9時にならないと上れないので、まずは終点の長命寺に向かう。
近江八幡駅から20分ほどでバスの終点、長命寺に到着。
料金490円だが、お盆休み中に近江鉄道バスと湖国バスが乗り放題の乗車券1000円で乗った。
滋賀県滞在はこの日と翌日の2日間だけだったが、十分に元が取れた。お盆休み中にこの1枚で乗り放題とは近江鉄道も大盤振る舞いである。
バス停は長命寺となっていたが、バス停のそばにあるのは日吉神社。
長命寺へは脇の階段を上ることになる。
階段を15分上り続けたところ。
車の場合、山門に近いところに駐車場があって、ここから歩くのが便利。
日吉神社から17分ほどでやっと長命寺の山門に到着した。
朝8時を過ぎたばかりなのに、汗ダラダラである。麓からここまで階段は808段。ものすごく疲れるが、歩いて上ってご利益を得たいものである。
聖徳太子の時代の創建と言われるが、現存の建物は本堂が1524年など、室町時代以降のものである。西国三十三箇所霊場の31番目で、参拝する人が多い。
三重塔は1597年の再建。写真撮り逃がしてしまった。
境内から琵琶湖を眺められる。
長命寺の御朱印と御詠歌。
15分弱で長命寺からバス停まで下りてきた。
ここから竹生島までの船が出ていて、島にある西国三十三箇所霊場・30番の宝厳寺から31番の長命寺をつなぐ便利なルートになっている。
宝厳寺は3年前に参拝しているので、今回はパスということで。
再びバスで近江八幡市内に戻る。
長命寺のバス停から10分ほどの大杉町で下車。
バス停周辺は古い街並みが続く。
和風の建物のみならず、明治以降の洋風の建物もあちこちに見られる。
日牟礼八幡宮の大きな鳥居をくぐる。
「とび太くん」があちこちで見られるのは、典型的な滋賀県の景色。
大きな神社の楼門を通り過ぎて、ロープウェイ乗り場へ。
ここから八幡山を目指す。
ロープウェイの料金はSuicaなどの交通系IC対応。さすが西武系列。
近江八幡の市街地を後方右手に見ながら山頂に向かう。
山麓から5分ほどで山頂の駅に到着。
ここから数分、城跡にできたお寺まで歩くことになるが、石垣も残っていて、城跡であることを感じさせる。
そして、城跡にできた村雲御所瑞龍寺に到着。
八幡山城は安土城がなくなった後の豊臣秀吉の時代に、甥の豊臣秀次が城主となって築かれたもの。秀次が切腹になって以降は廃城になって、1961年に京都から瑞龍寺が移転してきた。瑞龍寺は秀次の母で秀吉の姉が創建した日蓮宗の寺院である。
続100名城のスタンプは、ロープウェイの山頂駅に置かれているので、押すのを忘れずに。
本堂の中は有料で見学できる。
堂内裏手に置かれていた関白秀次像。
瑞龍寺の周りにはネコちゃんが数匹。
八幡山の遊歩道をさらに進むと、琵琶湖を一望できるところに。
正面に長命寺のある山が見える。
東の方角を見ると、このどこかに安土城の跡がある。
八幡山を一通り歩いて回って、ロープウェイで麓まで降りてきた。
最後に日牟禮八幡宮。
近江八幡という地名の由来となった由緒ある神社である。
八幡堀は近江八幡の象徴的なもの。
今でも時代劇の撮影などで使われている。
数年前にも大阪の川に見立てて、びっくりぽんなドラマに使われたとか。
瑞龍寺で御首題を書いていただいた。
お城の御朱印や他の御朱印は、書置きの紙でいただいた。
他にもいくつか書置きのものがある。
日牟禮八幡宮の御朱印。
この後、近江八幡から1駅の安土に向かいます。
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