2019.11.01 奈良京都旅1日目(1) 自宅出発して大和郡山・矢田寺まで [国内旅行]
3年半ぶりの奈良県の旅。前回は奈良の東大寺などの奈良市内と法隆寺周辺で3連休に巡ったが、今回は4日間枠をとったうちの3日間を奈良、残り1日を京都とするプランを固めた。宿と往復の新幹線だけ先に確保して、日本100名城と続100名城だけは必須として、他にどこの神社仏閣を巡るかを決めたのは直前の直前になってしまい、一部は旅行中に決めるというぶっつけな旅になったしまった。
朝6時に東京駅を出発する新幹線に乗るために、自宅を朝5時前に出発する。
この時間だとまだ外は暗い。
東京駅6時の「のぞみ1号」で出発。
この時間になると明るくなり、多摩川を渡る。
先月の台風で多摩川に水が多く流れて、河川敷はまだ汚れた感じがある。
今回は富士山が雲に隠れずに完璧な形でよく見えた。
ここまで完璧な姿を見ることができたのは久しぶりである。
移動中、私の隣に座った男性が在日30年以上の韓国人で日本語が流暢な方で、新横浜を出てから名古屋を過ぎるまでずっと韓国の話。貴重なお話ありがとうございました。
8時過ぎに京都に到着して下車した。
韓国の方は家族連れで、これから1泊で大阪のUSJに行くとのこと。お互いに良い旅を。
こちらは、京都から近鉄電車に乗り換え。
改札をくぐる前に向かう先のフリーきっぷを購入。目的地の近鉄電車と奈良交通のバスが3日間乗り放題なほか、指定施設の入場料が割引にもなる使い勝手のいい切符である。
正面の近鉄特急「伊勢志摩ライナー」に乗車。特急の名称に反して、この特急は奈良までしか行かない。
運転席はガラス張りだが、座席からは壁で仕切られていて座っている間は見ることができない。
数年で見納めになるであろうJRの103系を横目に見ながら8時半に京都を出発した。
京都から丹波橋までの車窓を動画でどうぞ。
1分20秒あたりと、1分30秒から40秒にかけて東寺の五重塔が見える。
今日を出てから10分も経つと、こんな景色。
途中からJR片町線(学園都市線)とも並走する。
向こうは大阪の京橋、北新地を抜けて尼崎方面と京都南部の木津を結んで、電車によっては奈良まで直通している。
伊勢志摩ライナーに30分乗って、9時に大和西大寺に到着。
その後、天理行きの急行に乗り換えて近鉄郡山で下車。コインロッカーに大きな荷物を預けて大和郡山の街歩きスタート。
近鉄郡山駅から矢田寺行きのバスに乗車。
平日ということもあってか、乗車したのは私ともう1人だけだった。
15分ほどで終点の矢田寺前に到着。
何でこんな小さいバスなのだろうかと思っていたら、このバスでないと入りにくい道を進むから。
バス停前に柿がたわわに実っていて、秋を感じる。
バス停から先はさらに狭い道で緩やかな上り坂を進む。
矢田寺って、正式には金剛山寺って言うんだな。
参道沿いにお堂がいくつも並び、境内の広さを感じる。
正面に本堂が見える。
矢田寺はあじさいの寺としても知られている。
この時期は当然何もない。
味噌なめ地蔵。
矢田寺は日本のお地蔵さん発祥の地とされる。
本堂に到着。
お寺自体は天武天皇の勅願によって七堂伽藍が置かれたのが始まりなので、1300年以上の歴史がある。今は真言宗に属していて、裏山は四国八十八か所霊場巡りができるようになっている。
本堂右手に北僧坊、左手に南僧坊。
それぞれで御朱印をいただける。
あと、ネコちゃん好きな人は必見。
お寺で大きなネコちゃんを飼っていて、御朱印をお願いして待っている間もネコちゃんが横にいてくれた。写真2枚、見た目同じネコちゃんに見えるが、別である。
矢田寺で今回いただいた御朱印。
北僧坊では他にも見開きの大きさの書き置きが何種類もあったが、またの機会に訪問していただくことにしたい。ネコちゃんいるのは私にとってポイント大きいです。
次回は是非ともこんな時に訪問したい。
こうしてネコちゃんの相手を兼ねて1時間近くのんびり滞在して、次の場所を目指した。
この後、大和郡山城からは次のページで。
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