2019.11.01 奈良京都旅1日目(2) 大和郡山城周辺 [国内旅行]
矢田寺からバスで大和郡山の市街地に戻り、やまと郡山城ホールで下車。
行きと違って大きなバスだったのは、矢田寺前のバス停からさらに坂を下って10分ほどのバス停から別ルートの大和小泉駅から来たバスに乗ったため。
バスを降りたところに大和郡山城の櫓が目の前に見えた。
大和郡山と言えば、今は金魚の養殖で有名な街である。
3年半ぶり2回目の大和郡山城。
本丸は甲府城、川越城主だった柳沢吉保を祀った柳澤神社になっている。明治30年の創建。
柳沢吉保の息子吉里が甲府から大和郡山に移封となって、以来明治維新まで柳澤氏が藩主を務めたという。
社殿裏手に天守台があり、前回訪問時は上れなかったと記憶するが、今回は整備されていた。
天守台から。内堀周辺も整備されている。
かつてはお堀の外側もお城の機能があったようだが、資料館や学校などとなっている。
お城自体は1580年に筒井順慶の入城で始まり、江戸時代は水野氏や本多氏などの親藩・譜代大名が代々入り、柳澤吉里以降ずっと柳澤氏である。
前にもここに橋をかける話があったが、まだ進んでなかったようで。
元々は東京の柳澤邸にあった車寄せで、昭和の頭にここに移築したもの。
奥は現在は柳澤文庫という資料館になっている。
続100名城のスタンプはここで押した。
大手門が復元されていて、こちらから大和郡山の市街に出た。
市街の商店街を歩いていたら、窓越しで気持ちよく寝るネコちゃん達。
柳町商店街にある郡山八幡神社へ。
大和郡山城の総鎮守という位置付け。
一日参りということで、お神酒をいただいた。
グローブが多く奉納されている特徴ある神社である。
奉納されたグローブは、祈祷後に海外に贈るという。
市街を歩いていると、このように城跡の一部である表示があちこちにある。
当時はそれだけ広かったということになる。
次に参拝したのは薬園八幡神社。
元々は平城京の南の塩町にあったのを現在の地に移転してきたという。
隣には薬園寺もあって、神仏習合の時代は一体だったのだろうか。
大和郡山の市街地にはこのように古い建物が多く残っている。
次に向かったのは源九郎稲荷神社。
「義経千本桜」に出てくる白狐を祀った神社で、日本三大稲荷の一つを名乗っている。
一時期、郡山の城主だった豊臣秀長がこの神社を城の守護神にしていたこともあるという。
今回、大和郡山市内でいただいた御朱印はこちら。
前回3年前は、柳澤神社だけ参拝して書置きの紙でいただいたが、今回はしっかりと書いてあるものをいただけた。
お城の御朱印は続100名城が置かれている柳澤文庫で購入した。
この後、橿原神宮へ。
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