2019.11.02 奈良京都旅2日目(3) 大宇陀・宇陀松山城 [国内旅行]
15時に桜井駅まで戻り15時13分発大宇陀行きのバスに乗り換える。
大宇陀へは近鉄電車で榛原まで行ってから乗り換えるのがメインコースで、桜井から出るルートは本数が少ない。正面に2台止まっているバスのうち、左側のバスが大宇陀行きになった。
桜井駅から30分ほどで終点の大宇陀(おおうだ)に到着して下車。
せんとくんに迎えられた(笑)
大宇陀のバス停前から宇陀松山城跡を眺める。
見た目さほど険しい山ではなさそうだ。
バス停から少し歩いたところの古い建物・千軒舎。この通りはずっとこんな感じ。
ここに宇陀松山城の展示がされていて、続100名城のスタンプも押した。
千軒舎の裏手から宇陀松山城への道が始まる。
ここの時点であと600m。杖もあります。
城跡までの道は車が通れるぐらい整備されているが、一般の車は通れない。
車が通れるように整備されているのは城跡まで200mのところまで。
ここから山道を進む。
本丸に近づき、空堀の跡が見られる。
大木が倒されたまま。
去年の台風の爪痕が今も残されているということだろうか。
麓から20分ほど歩いてやっと本丸に到着。
本当に何も残っていない。
天守の石垣も破却されたせいかボロボロである。
かつての本丸はこんな感じだったらしい。
豊臣秀吉の時代に城の形が改修されて、イメージの形になったようだが、関ヶ原の合戦後に就いた福島氏が1615年に改易になった後は城は破却されて織田氏が領主の時代を経て幕府直轄領に。
天守跡から本丸を眺める。
本丸から北側を眺める。
周辺は山々に囲まれていて、遠くに見える市街は近鉄の榛原駅あたりだろうか。
反対の南の方角を眺めても山しか見えない。
吉野、大台ケ原はこの方角だろうか。
日が暮れる前に麓の古い町並みに戻る。
古い街並み沿いに造り酒屋があったり、レストランがあったりして雰囲気が良かった。
後で気づいたのだが、千軒舎より北側の通りを歩いてなくて、進んだ先には宇陀松山城の城門にあたる黒門(西口関門)があったり、石垣が残っているところがあったりして、行き忘れたのを後悔している。
17時過ぎに大宇陀バス停のある道の駅に戻った。
道の駅で少し早い夕食。
宇陀産のキノコを使ったカレー。
ここでしか食べられないものを食べて満足な気分になって、大宇陀の街を離れた。
大宇陀から桜井駅に行くバスはもう終了していて、榛原駅に行くバスに移動。
榛原駅周辺はお祭りをやっていて、各町内の神輿が回っているのを見ることができた。
こうして、長い距離の多い移動の2日目はこれにて終了。
3日目は飛鳥方面に行きます。
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