2019.11.03 奈良京都旅3日目(3) 飛鳥めぐり 後半編 [国内旅行]
石舞台古墳から坂道を下ると、古い街並みに入る。
岡寺前のバス停から話をスタート。
向かう先はお寺なのだが、参道の入口には神社の参道。
自転車で上り坂がきつくなる手前まで進み、その先は歩きで。
山の中腹に岡寺の山門。ここは橘寺と同様に拝観料を払って入ることになる。
所々で花を浮かべていて、綺麗に見せているところが印象的だった。
三方を山に囲まれた谷間にお堂が配置されているお寺である。
正式には東光山真珠院龍蓋寺。天智天皇の時代に義淵僧正によって創建され、現在は西国33ヶ所霊場の7番目に指定されている。
元々は近くにある治田神社に岡寺の境内があったそうで、後に現在の地に移転している。
奥の院は洞窟になっている。
本堂で御朱印をお願いしている間に参拝した。
三重塔は1986年に室町時代以来の再建。
岡寺でいただいた御朱印。
他にもいただける御朱印があるようだが、今回はここまで。
岡寺から次の場所へ移動。
次のお寺へ向かう途中にあった亀形石造物。
祭祀を行っていたところだろうか。
次に向かったのは、飛鳥寺。
蘇我馬子の発願によって596年に創建されてお寺である。
飛鳥寺の目玉は609年に止利仏師によって造られた飛鳥大仏。
日本最古の仏像である。
大仏と言えど、高さ3m程度。
飛鳥寺は長い歴史の中で何度も火災に遭うなどして規模が小さくなり、室町時代以降は荒廃したが、江戸時代に再興して現在に至っている。
飛鳥寺の御朱印。
飛鳥寺の近くにある飛鳥坐(あすかにいます)神社へ。
社殿の写真撮り忘れた。写真は社殿裏手の境内社。
創建年は不明だが、由緒書きを見る限り飛鳥時代には存在していたようである。
飛鳥坐神社の御朱印。
橿原神宮前から乗る特急電車の時間に余裕があったので、最後に立ち寄ったのは駅近くの久米寺。
聖徳太子の弟の来目王子(くめのおうじ)による創建と伝えられ、現在は仁和寺の別院という位置付け。御朱印は、閉まる直前に本堂でいただいた。
久米寺の御朱印。
久米寺を正面の門から出ると、
目の前でにゃ~んってネコちゃんに鳴かれて、公園の中に入ると、3匹ほどいた。
ネコちゃんの相手をしていると特急の出発の時間がだいぶ詰まってしまい、自転車を返却して駅に着いたのは出発の15分前だった。
コインロッカーに預けていた荷物を引き取って、16時53分発の京都行きの特急に乗車。
特急の車内でゆっくりできるので、橿原神宮前駅で買った。
関西のお寿司って、こんな一口タイプが多いよな。
こうして3日間動き回った奈良県を後にして京都へ。
近鉄特急を丹波橋で下車して京阪電車に乗り換えて、次の場所を目指した。
旅3日目最後の話は八瀬の瑠璃光院に行きます。
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