2019年を振り返る 海外旅行編

　私にとって、1年の始まりは仕事納めの後に出発する年末年始の旅行から翌年の仕事納めまでである。今年2019年に日本から出国した回数は例年より少ない4回に収まった。

 

　1回目は年末年始の旅。

　初めてスリランカを訪問した。インドの南東にあり、大国インドに似たようなイメージがあったが、行ってみると全然そんな感じがしない。街中は騒々しいけどもインドのような極端な汚らしい感じはしない。英語も普通に通じて、街の人は軒並み親切だ。コロンボとキャンディに滞在したけど、また行きたくなる場所である。

　スリランカからの帰国途中にタイのバンコクにも立ち寄り。ワットポーでマッサージを受け、境内にいる多数のネコちゃんにも会えて幸先の良いスタート。

 

　2回目は地中海沿岸の国を巡る元号跨ぎの旅。

　初めてモナコとバチカンへ。イタリアも主要な都市に滞在して巡ったのは初めてだった。アシアナ航空利用で、初日に仁川での乗り換えが良くなくて、空港近くで1泊。これが今年唯一の韓国滞在で、22年連続での韓国入国は果たしたものの、今までで一番短い韓国滞在となってしまった。

　スペインは8年ぶり。前回もバルセロナだった。じっくり滞在したかったが、バルセロナからローマまで意外と距離があって、1泊しかできなかった。

　フランスはマルセイユとニースに滞在。フランスは5年前にスイスを旅行した際に、ローザンヌから船でレマン湖を渡ってエビアンに行って以来。ニース滞在中に日帰りでモナコまで行ったが、5月1日はメーデーで祝日で、路線バスが全部運休になったのには驚いた。

　イタリアでは世界遺産のチンクエテッレから。遊覧船から沿岸のカラフルな町並みを眺め、沿線を走る電車で拠点まで戻るというルート。その後にピサまで行き、予約していた斜塔を見学。

　イタリアでは、他にもフィレンツェで拝観の事前予約をして入ったところがいくつか。ローマもそうだが、観光客が多すぎて、有名なところは事前にWeb予約してから行った方が無難であることを改めて知った。

 

　3回目は母親連れてのシンガポール。中心街のマーライオンやオーチャードロードは当然のこと、他にも郊外の動物園やセントーサまで足を運べたのは本当に良かった。一人ではなかなか行くことのないところばかりである。

 

　4回目は9月のカナダ・モントリオール。ポケモンGOのイベントに先着順でうまいこと滑り込むことができて、かつて滞在していたところに泊まることができた。

　現地では新たにフレンドを作ることはしなかったが、何人かアメリカ人とポケモンの話ができたのは本当に良かった。またどこかでイベントがあれば、参加してみたいものである。

 

　以上4回海外に行く機会があった。

　出張案件は無し。何年か連続で行ってた中国と台湾へは今年ついに行く機会がなかった。中国は行けばいいところはたくさんあるのだろうけど、今は行こうという気分になれない。一方の台湾は、2020年に訪問予定を組んでいるので、そこで久しぶりに楽しみたいと思っている。

 

　国内総括でも書いたが、2020年はオリンピック開催もあって、夏場を中心に予定が立てにくいところがある。総じて旅行の回数が減るかもしれないが、質の良い旅行は続けて行くつもりである。