2020.01.11 新年四国旅1日目(1) 高松城・丸亀城 [国内旅行]
あけましておめでとうございます。
年末年始にニュージーランドを旅して、その翌週はこれから書く四国の城めぐりをしてと、長旅が続いてblogの更新が1ヶ月近く空いてしまいました。
年末年始の旅の前に、先に1月の3連休に行ってきた四国の城めぐりから先に書いていきたいと思います。
ここ最近、1月の3連休は城めぐりを兼ねた旅行が恒例化しつつある。今回もいつもの城めぐりの先輩と一緒の旅である。
朝7時55分発の飛行機に乗るために、家を朝5時に出発して、途中で今回の旅の相方を拾って、成田空港近くで車を預けて、成田空港は第3ターミナルへ。
そう、今回も去年に続いてジェットスター利用である。
3連休初日の朝とあって、保安検査場は大混雑。出発の1時間前に保安検査場の列に並んで、通過できたのは35分後。この時間すでに私が乗る飛行機の搭乗が始まっていて、出発予定の15分前に乗り込んだら、機内にはまだ半分も乗ってなくて、やはり保安検査場の混雑で出発が20分近く遅れた。
にゃんこ大戦争の広告付きの飛行機もあるんだな。
座席が横3列の真ん中だったため、車窓はまともに眺められず。当然写真もなし。
天気良かったので、何とも残念である。
9時半過ぎに高松空港に到着。当初予定より30分近く遅れた。
高松空港から高松駅までのバスはちょうどあって、すぐに出発。
高松駅に10時半過ぎに到着。
駅前の池は瀬戸内海から水を引っ張っているそうだ。
高松での目的は、駅から歩いて数分の玉藻公園。
高松城の跡である。
豊臣秀吉の家臣だった生駒親正が1588年に築いて、後に松平氏が明治維新まで治めていたところである。
北の丸に位置する月見櫓。
1676年に建てられ、瀬戸内海側を見張る役割があったようである。
天守につながる橋は屋根付きになっている。
元々は屋根がなかったそうだが、江戸時代の後期の記録で屋根付きに変わったという。
天守台は石垣が残っているだけ。
平成になって、石垣が組み直され、天守台に建てられていた楼閣もなくなり、将来は天守閣を復元させる話があるらしい。
天守台から見ると、瀬戸内海は真正面。
屋根付きの橋(鞘橋)、その向こうに高松築港駅、その向こうの細長いビルはサンポートで、高松の駅前にあたる。
お堀の水は瀬戸内海から引いた海水なので、鯛がたくさん泳いでいる。
100円払えば、餌を与えることもできる。
高松城の松から出てきたまつぼっくりだけで、ツリーができてしまう。
飛行機が遅れたせいで、高松城をわずか20分でまわって、スタンプを押して後にし、次の場所へ。
高松駅に戻ったら、ちょうどアンパンマンが描かれた特急が止まっていた。
特急に乗るほどの移動距離ではないので、次の場所へは普通電車で移動する。
国鉄時代は121系と名乗り、最近の機器改造で7000系と名称変更している車両である。
30分ほど乗って丸亀へ。
駅前にポケモンのヤドンが描かれたマンホールと、警察犬きな子の像。
丸亀の駅前から丸亀城方面に歩く時に通る通るシャッター通り。
土曜日の正午前でもこの寂しさ。
シャッター通りを抜けた先に、丸亀城の高石垣とその上に天守が見える。
ちょうど正午に到着したので、カメラを向けると逆光になってしまう。
1670年頃完成の二の門から入る。
高石垣の天守を目指すには、長い上り坂(見返り坂)を歩かなければならない。
丸亀城の特徴の一つである美しい石垣。
ここだけで20mの高さがある。
過去に災害で石垣が崩れたためか、ここは奥に進むことができない。
二の丸の桜はこの時期に咲く品種なのだろうか。
丸亀城の天守に到着。
大阪城のような天守をイメージするとがっかりするぐらい小さなものだが、江戸時代から残り続けている現存十二天守の一つであることを考えると、素晴らしい。
1660年に京極氏の時代に完成した建物である。
現存の古いお城にありがちな急な階段。
天井も低いので、頭をぶつけやすい。
天守は3階建て。
最上階から丸亀周辺を一望でき、影が伸びる方向を見ると、遠くには瀬戸大橋も見える。
この方角には、丸亀の官庁街や駅周辺の中心街。
開けているように見えるが、商店街がシャッター通りになっているのは、何とも残念である。
本丸から南東の方角を見ると讃岐富士。
香川県の景色は、小さな山々があちこちに見られるのが特徴である。
帰りに麓にある丸亀城の案内所に立ち寄り、作業棚を見て、あれ???と思ってしまう。
真ん中の段のネコは置物なのか? 全然動かないし。
かと言って、作業棚を無断で触るわけにいかないし。
案内所の売店で、お土産を買ったついでにスタッフに聞いてみた。本物ですか?って。
このネコちゃんは本物ですって。
名前はペペ。丸亀城のネコちゃんとして、過去にNHKの番組でも紹介されたことがあるとのこと。
ここで寝ているのは、エアコンの風が当たって気持ちよく寝られるところだからだそうだ。
この後、琴平の金刀比羅宮に向かいます。
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