2020.01.13 新年四国旅3日目(2) 山内神社・高知城

岡豊城からバスで県庁前まで戻って、南に歩いて数分の神社に向かったところから話の続き。

県庁の近くにこんな木々に囲まれた神社の参道。

門ののれん(って言うのか?)には、山内家の家紋。

三菱のマークの由来の一つとも言われている。

参道の先にあるのは山内神社。

山内一豊とその妻、そして歴代藩主が祀られている神社である。

元々ここは藤並神社の御旅所だったところで、明治に入って社殿が建てられたという。

境内には幕末の藩主山内容堂の座像。

政権を朝廷に返上することを将軍徳川慶喜を提言して、大政奉還を実現させた人物である。

四国の神社の御朱印帳が残り2ページになったので、ここで御朱印帳を購入した。

2種類あるうちの1つである。

山内神社の御朱印。

山内神社から高知城に向かう途中にある長屋。

この地に西郷隆盛が訪れて、山内容堂と会見したそうである。

県庁まで歩いて、お堀沿いに反時計回りに進むと高知城の追手門。

「國寶」となっているが、これは戦前の基準。

今は国の重要文化財に指定されている。

高知の出身で自由民権運動を推進した板垣退助の像。

山内一豊の妻千代の像。

へそくりで夫に馬を購入したという伝説に基づいているのだろうか。

手前の石碑の書が吉田茂によるものというのもすごい。

二の丸の石垣。

江戸時代のものと思われるが、古く見えても立派に積まれている。

三の丸からさらに階段を上がって二の丸に向かうところ。

ちょうどイベントが行われている時期で、たまご型のオブジェが多数置かれていた。

夜になると、たまごが光るというもの。どう見えるのやら。

二の丸から橋廊下を渡って本丸へ。

間近で見ると、さほど大きくもないように見える。

本丸って、こんなもんなんだろうか。

かつてのNHK大河ドラマ「功名が辻」で妻千代を演じた人が着た衣装がそのまま展示されている。

ずっとのんびりしたくなる天守閣1階の畳の間。

天守閣最上階から南側を眺める。

手前に高知県庁、正面突き当たりに見えるスタジアムのような建物は競輪場。

北側の方角。

北東側の高知駅の方角。

イベント会場にたまごがこんな感じで散らばっていた。

追手門から出ると、そこには山内一豊の騎馬像。

ここにはかつて藤並神社があったが、戦時中の空襲で焼けて、戦後に山内神社に合祀されている。

土佐ゆかりの偉人。

意外と色々いるんだよな。

小野梓って、一般にはほとんど知られていないけど、政治学の世界では、明治期の政治思想史というテーマに出てくる人物である。この人を研究の柱にする教授もいるぐらい。

昼食に商店街にあった明神丸で鰹のタタキの定食で、タレと塩を半々で。

なかなか食べる機会がないので、前夜に続いての鰹のタタキである。

高知空港へはバスで。

並走する電車はずっと謝罪を続けている(笑) ごめん行き。

帰りもジェットスター。

ここで搭乗前に嫌な思いをする。

手荷物の重量を申告することになり、かばんをはかりに乗せて見たら、規定の7kg以内をはるかに超える11kgになってしまい、持ち込み手数料4500円を払うことに(涙)

これでは、購入時に見たANAの一番安い券よりも高くついてしまった。

LCC慣れしていなくて、お土産を買い込んでしまったのが悪いけど、こんなことがあるので、LCCって正直印象良くないんだよな。

定刻よりも少し前に出発。

たまたま窓側に座れたので、室戸岬を見ながら成田に向かう。

室戸岬の後は着陸前まで海の上だった。

 

こうして四国城めぐり3日間の旅はこれにて終了。

時間がなくてお城の頂上まで上がれなかったところがあるものの、スタンプは全て押すことができた。逆に神社やお寺に行けた数が少なくて、これはまた次の機会にということで。

 

次のページから、年末年始のニュージーランド旅の話に入ります。