2019.12.30 夏のNZ旅4日目(4) タウポからネイピアへ

　ワイオタプの地熱地帯を車で出発して、国道の本線に戻るところで、ヒッチハイカー2人と目が合い、車を止めた。目的地はタウポとのこと。私もタウポを通らないとネイピアに行けないので、この2人を乗せることにした。

　2018年7月にアイスランドを旅行したときに、オーストリア人の男性1人を乗せた時以来のヒッチハイカー同乗旅である。2人はポーランドの出身で、1人は香港で働き、もう1人はニューカレドニアで働いていて、ニュージーランドで合流したのだという。

　話のネタはオリンピック、剣道、マンガなどなど。日本人と外国人との会話だと、アニメの話は結構続くもので、30代ぐらいまでは、どんな人たちでもワンピースとナルトは知ってるし、好きな人多いですから。あと、男性相手なら年齢問わずサッカーの話も相手からたくさんしてくれるものである。(今回は何故かサッカーの話まで至らなかったが)

タウポの街に入る手前でフカ滝に立ち寄った。

千葉の粟又の滝のように傾斜が緩やかな滝なのだが、流量と流れる速さが半端なくこちらの方が凄い。滝壺に向かう観光船が出ているところが、ナイアガラの滝を想像してしまう。

フカ滝から15分ほど移動したタウポの湖畔でヒッチハイカーの2人と別れた。

お互い引き続き良い旅行を。

休憩兼ねて、湖畔の繁華街にある駐車場に車を止めて、街を散策してみることにした。

駐車スペース沿いにカフェやレストランが続く。

タウポ湖はニュージランドで一番大きい湖。

湖畔では木陰でのんびりする人、ジョギングする人、記念撮影する人、様々である。

この時の気温が15時で25度に少し満たない程度で過ごしやすかった。

繁華街と湖畔に面したトンガリロ・ドメインという大きな公園。

大きなチェス盤が置かれていて、やっている人と目があって、「お前もやってみるか?」と誘われたけど、チェスのやり方分からないからパス。

チェス盤から通りを挟んだところでアイス休憩。

ダブルを選ぶと山盛りにしてくれる。

タウポで見た壁画。

タウポのマクドナルドには、飛行機も置かれている。

街の中を1時間ほど散策して、16時半頃に次の場所ネイピアに向けて出発した。

ここまでで昼食をとっていないが、アイスも食べたし、お腹は夕食にとっておきたい。

タウポからロトルアに向かうのに、山道を通る。トンネルはなくて、険しい山道を上って下りての繰り返し。時折、スピードの速い車に煽られ、道を何回譲ったか。

そんな中で、眺めの良い場所の表示があったので、立ち寄ってみたら、このように落差のある滝を眺めることができた。

さらに20分車を走らせると、映画に出てきそうな景色。

さらに別の場所で休憩したときに撮影。

白いゴマ粒のように見えるものは、すべて羊である。

ニュージーランドの牧場では、牛より羊が多いかもしれないが、本当のところはどうなんだろうか。

タウポから2時間半かけてネイピアに到着。

予約していた(つもり)のホテルにチェックインしたら、「あなた、キャンセルしたことになってるわよ」と言われ、一瞬頭が真っ白に。幸い、部屋が空いていたので泊まることができたが、宿泊代が高くついてしまった。今後の宿泊予約は気をつけたいところである。

チェックイン後に、ダニーデンの中心街の古い建物を散策してその中にあるピザのお店で夕食。お昼ご飯抜いてたけど、疲れてて夕食はこれだけで十分である。

 

ニュージーランドの生き物のような大地を感じた1日はこれにて終了。

次の日はネイピアの港を一望してから、最後は首都ウェリントンに入り、新年を迎えます。