2020.05.30 京成電車の日帰り旅(1) 成田山・航空科学博物館へ [国内旅行]
緊急事態宣言が解除されて最初の週末を迎えた。
どこかに遠出したいという思いは前から強く、3月25日に仕事のようで都内に出かけて以来、地元の千葉県から外に出たことはなく、城巡りなどの個人的なお出かけで遠出も3月20日以来2ヶ月以上しないまま今日に至っている。
そんな中、手持ちの京成電鉄の株主優待乗車券の有効期限が5月31日で切れて、今回のコロナ絡みでも期限は延長されないということを知り、紙くずにしたくないので使うことにした。
というわけで、10時過ぎに地元の駅を出発。
記憶する限り、今年の正月の旅行は成田空港に到着して自宅まで乗って以来の利用である。
よって約5ヶ月ぶりなのだが、こんな古い車両に乗っても車内アナウンスが自動化されていたのには驚いた。やっと次の駅の案内が日本語、英語、そして成田に到着する時には、中国語、韓国語でも。
ただね、韓国語で「次は・・・」と言う表現を「タウムン(다음은)」って言うのはものすごく違和感を感じる。韓国の乗り物ではその表現使わないし、路線バスの車内アナウンスで今度の停留所のその次という意味で使う表現なので。
車内の混雑ぶりは、思ったより少なかっただろうか。私の両隣には終始座る人はおらず、快適に移動できた。窓も一部開けたままで換気もOK。
11時過ぎに成田に到着。
ここからはJRバスに乗り換えなのだが、11時ちょうどにバスが出たばかりで、30分以上待つことになるので、待つよりは先に成田山の方に行くこととした。
昼前だからか、人通りは思ったほどなかったような気がする。
時折、車が何台も続けて通り過ぎることがあったりしたけど、想定していたほどはいないようだ。
少し早い時間だけど、成田山の参道でうなぎを食べることに。
特うな重3500円。
コロナで参拝客が減っているからか、思ったよりも今は値段が下がっている。
美味しくいただきました。
うなぎ食べ終わって成田山の山門まで歩き、バス停で時間見たら10分ほどで来るとのことだったので、成田山を後回しにして航空科学博物館に先に行ってみることにした。
30分ほどで航空科学博物館に到着。
成田の市街地を抜けると、三里塚周辺ののどかな景色が広がり、そして成田空港の敷地の外側に沿って進む。
屋外には、YS-11を始めとして、国産・海外の小型飛行機が何機も展示されている。
ここまで色々な飛行機が過去にありながら、日本に確かな航空機メーカーが存在しないのかが不思議なところである。
そして、建物の中へ。
緊急事態宣言は解除されたが、入場の制限が続く。
入口で画面とにらめっこして、体温が正常であることが確認されて、中に入ることができた。
過去のCAの制服を着たリカちゃん人形達。
そう言えば、こんな映画があったな。
ANAの機材を使って、羽田からハワイに飛ぶ機内でのドタバタな話だったと記憶する。
B747-400の8分の1モデル。
奥に実際のB747-400を輪切りにした状態のものが置かれている。
間近でみると、本当に大きい。
過去に成田空港に乗り入れていた航空会社。
中国民航の主体は中国国際航空になり、他に南方航空、東方航空などに分割されて残っている。
サベナベルギー航空なんてのもあったんだな。
展望室から屋外展示を見るとこんな感じ。
別の角度から見ると、多くの駐機中の飛行機。
ハワイに飛べないので、ずっと動かないままでいると思われるものも。
じっと待っていたら、2機だけ飛んで行くのを確認できた。
大幅な欠航が生じているため、2つある滑走路のうち、こちらの方しか運用がされていないらしい。
初代(かな?)のポケモンジェットのモデルが展示されていた。
英語表記で”POCKET MONSTER”はやばいでしょう(笑) だから、世界では”Pokémon”になったそうなのに。
B747の先っちょだけ。
ここも含めて、コロナのせいで中を詳しく見学したり、体験できるところが軒並みできなくなっているのが残念なところ。
こうして1時間半以上博物館に滞在。
成田空港のことのみならず、飛行機のことについても学ぶことができ、大人だけでなく子供も楽しめる場所である。今のところ、様々な体験が制限されているため、色々制限解除されたらまた訪れたい場所だった。
この後、成田山新勝寺に向かいます。
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