2020.07.11 梅雨の北陸旅1日目(1) 富山へ [国内旅行]
富山県に行くことを思いついたのは6月下旬のこと。
正直申し上げると、ポケモンGOを旅行中にやってて、日本国内で捕まえたことがない都道府県が、富山、岡山、佐賀、沖縄の4県しか残ってなくて、一番近い富山県に絞って行ってみることにした。
朝7時に東京駅に到着。
久しぶりの新幹線だが、土曜日朝にこんなにガラガラなのは初めて見た。
県をまたぐ移動の自粛が解除されたとは言え、ここまでいないとは思わなかった。
7時20分発の「かがやき号」金沢行きの車内は10人乗っているかどうかで出発。
ここまでガラガラの新幹線に乗るのも初めてだ。
旅してるなぁ、と感じる車窓が続く。
指定席をE席にすると、富山に着くまで山が見える景色である。
富山県に入って反対側を見ると、遠くに日本海。
そしてその向こうに能登半島も見える。
9時31分富山に到着。
東京からわずか2時間ちょっとで到着できるなんて、随分速くなったものだ。
富山駅に降り立つなんて何年ぶりだろうかってぐらい久しぶりの富山駅前である。
富山港線がポートラムになった時に1回乗っているので、それ以来である。
一瞬、都営バスが止まっているように見えた(笑)
荷物をロッカーに預けて、隣接の富山地方鉄道の電鉄富山駅へ。
この路線ではSiuca使えないので、現金で切符を購入。
手前に止まっている電車で移動だが、これは元東急の車両。
間も無く出発というところで、隣のホームに元京阪のテレビカーが入ってきた。
富山地鉄は懐かしい車両ばかり走ってる。
電鉄富山から3駅の東新庄で下車。
閑静な住宅街の中にある。
東新庄駅から歩いて歩いて5分ほどの新川神社へ。
白鳳時代の674年創建と歴史が古い。
戦国時代は近くに新庄城が築かれて地域の総鎮守的な位置付けだった時期もある。
そして、現在の地には1616年に移ってきたという。
狛犬にもコロナ対策が施されていた。
東新庄から電鉄富山方面に2駅戻って稲荷町で下車。
ここに富山地鉄の車庫があって、ちょうど元西武の車両が2編成止まっていた。
駅名の由来になっている越中稲荷神社が駅から歩いて10分弱のところにある。
参道の古く大きな灯籠は「おばけ灯籠」と呼ばれている。
元々は神通川沿いに置かれていたもので、飛騨地方から岩瀬の港までの物流を守る役割を果たしていたという。
創建は1350年以上前ということで、新川神社と同じぐらいの古い歴史を持っている。
江戸時代に入ると、富山城代々の城主の崇敬を受け発展してきた。
社殿右手に和風の庭園。
大正時代に首相を務めた西園寺公望の庭園が京都にあって、現在の宮司の叔母が管理していたという。そして叔母が亡くなってからは遺言で現在の宮司が管理しているという。
越中稲荷神社から歩いて5分ほどの於保多(おおた)神社へ。
入口に「天満宮」の石碑があり、社殿に迎え途中には撫で牛。
1263年に菅原道眞を祀る神社として創建されている。
江戸時代に入って富山藩初代の前田利次が天満宮を祈願所として整備。
こうして、富山市内を巡っていただいた御朱印である。
新川神社の張り紙は左右で微妙に異なる。
この後、富山の中心街へ。
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