2020.07.13 梅雨の北陸旅2日目(2) 能登かがり火号で金沢入り

七尾の街を歩いて最後の目的地・金沢へ。

13時3分発の特急「能登かがり火」号金沢行きは3両編成。

和倉温泉から電車が入って来たとき、電車の接近を知らせる音楽が一青窈の「ハナミズキ」。

この音楽に合わせて「間も無く1番線に・・・」ってアナウンスがあると雰囲気が出ていい。

市街地を抜けるとずっとこんな景色。

金沢市内に入ったところで雨が降り出し、窓にも雫がだいぶ付いてきた。

七尾から1時間で金沢に到着。

平日の14時過ぎの金沢駅は思ったほど人がいなくて、ここまで人がいない金沢駅は初めてってぐらい。

倶利伽羅から津幡と、津幡から金沢の間でIRいしかわ鉄道を利用したので、御朱印をいただいた。

鉄印帳を持っていることを条件に発行してもらえる。

金沢駅から歩いて10分弱の安江八幡宮を参拝。

939年の創建で、慶長年間に現在の地に落ち着いたという。

江戸時代は加賀藩主の前田氏の崇敬を受け、社殿の修繕の寄進などを受けている。

参道と賽銭箱の前に八幡起上がり。

石川県のゆるキャラ「ひゃくまんさん」のモデルにもなっている。

安江八幡宮の御朱印。シールまでいただいた。

金沢駅まで戻って、バスに乗って兼六園下・金沢城で下車。

前田利家公にご挨拶。

前田利家公の像から一旦兼六園側に渡って、坂の上の橋を渡って金沢城へ。

立派な石川門をくぐる。

河北門。ここから出ると近江町市場への近道。

右の菱櫓から五十軒長屋に続いて左に橋爪門続櫓。

この長屋の向こう側は二の丸にあたり、手前の私がいる側は三の丸にあたる。

橋爪門をくぐって本丸方面へ。

江戸時代から残る三十軒長屋。

倉庫として使われていたとのこと。

金沢城の本丸は、ここが本丸だったとは思えないぐらい木々に囲まれている。

前田利家入城後に天守も置かれたが、1602年に焼失し、その後も本丸御殿も置かれたが、それも焼失し、以後二の丸に御殿が置かれたとのこと。

本丸から兼六園側を眺める。

金沢城跡をぐるっと一回りして、兼六園の前を通って次の場所へ。

今回は時間の都合で兼六園はパスした。

こう見ると、本丸側の石垣の積み方に迫力を感じる。

金沢城から歩いて最後に参拝したのは石浦神社。

547年に三輪神社として創建された金沢で最古の神社。

神仏習合の時代は長谷寺となり、明治維新の神仏分離で当時神社があった地名から石浦神社と名乗っている。

石浦神社の御朱印。複数出ているので、それぞれいただいた。

社務所で御朱印をお願いしている間に、中を見ていたら大相撲の石浦関の手形が額に入れられているのを確認。

金沢市内での行程を終了して、金沢駅に戻ったら17時。

新幹線の出発が17時55分ということで、少し早い夕食に北陸ではおなじみの8番らーめん。

お土産に富山のますのすし。

金沢駅のお土産屋さんが集まっているところで売られていて、遅い時間だと品切れする可能性があるので、今回は金沢城に向かう前に確保しておいた。

 

こうして、あっという間の3時間の旅終了。

帰りの新幹線も東京まで1つの車両に10人も乗っていない状態で、ガラガラだった。旅行するにはまだ早いという考えが多いのだろう。

次は7月4連休に北海道へ。次のページから書いていきます。