2020.07.25 北海道車旅3日目(2) 然別湖、狩勝峠経由で富良野へ

上士幌町ぬかびら源泉郷から鹿追町の然別湖に抜ける道を通る。

去年2019年5月のクソ暑い日にもこの道を通ったと記憶する。その時は土砂崩れで長い間通行止が続いていたのが、復旧して間もない時だった。

然別湖畔の道が狭くてカーブの先から対向車が出てこないか心配になりながら車を走らせる。時々クラクションも鳴らすほどだ。

タウシュベツ橋の見える展望台から30分ほどかけて然別湖に到着。

周辺の山々は霧に覆われていて見通しが良くない。この状態で遊覧船に乗っても全然楽しみないだろうな。

前回訪問時の気温が5月で31度。今回は7月で13度。どちらも違う季節に来たのではと感じてしまう気温だった。

5分ほど運転休憩して鹿追の市街地を目指した。

鹿追の市街地までは下り坂が続く。

途中に、十勝平野を一望できる展望台があるのだが、一面濃霧で何も見えなかった。

前回は一望できたのだが。

鹿追の市街地に下りたところで運転休憩兼ねて鹿追神社へ。

福井県の神社から勧請して創建した神社ということで、福井県からの開拓者が多く移ってきたところなのだろうか。

去年も神社の方に「暑いですね～」と話しかけながら参拝した記憶がある。

鹿追町から30分弱で新得町に入り、新得神社を参拝。

ここも去年に続いて2回目である。

今回いただいた鹿追神社と新得神社の御朱印。

新得駅前。

去年はなかったポケモンマンホールが駅前に設置されていた。

時間があったら、昼食に蕎麦を食べて十勝の景色を満喫したいのだが、午後は富良野をまわる予定を組んでいるので、新得はここまで。

特急電車乗りたかったが、今回は車旅なのでまたの機会に。

新得の平野部を外れると、狩勝峠を抜けるためのずっと上り坂。

高速道路ができるまではこの道が道央と道東を結ぶ主要道だったはずだが、今回は車通りが少ないこと。

新得駅から30分ほどかけて富良野と新得の間にある最大の難所・狩勝峠に到着。

峠の向こうは南富良野町である。

ここから十勝峠を一望できるはずなのだが、濃霧で全く見えず。

次回また車旅の機会があったら見てみたいものである。

高速道路ができたからか、ここを通る車って随分減ったんだろうな。

売店も全て閉まってたし、駐車場に止まっていた車も数台程度だった。

狩勝峠を下ると、JRの落合駅がある。

新得と富良野の間にある根室本線の駅なのだが、数年前から途中区間の土砂災害で運休になったままである。そのため、駅の構内は手入れが全然されていなくて草ぼうぼうな状態。

このまま廃線になると思われるが、道央と道東を結ぶ路線が1つしかないの国策上良くないと思うので、国費を投じてでも残すべきと思うのは私だけではないと思う。

濃霧で肌寒かった十勝から峠を越えると夏空が広がる富良野の盆地に。

こんなに天気が一気に変わるのも面白い。

落合駅の次は幾寅駅。

駅名版が「幌舞駅」になっているが、これは映画「鉄道員(ぽっぽや)」のセットに使われたまま。

映画で使われた車両も廃車になって、今は駅前に保存されている。

列車は運休中だが、映画のセットをそのまま残していて観光客が訪れるということで、駅構内は綺麗に整備されている。

駅舎の中にはお花が増えた。

数年前に高倉健が亡くなり、映画の中で酔っ払いの炭鉱夫の役を演じた志村けんが今年亡くなった。

その他の資料などは過去の記事を見て欲しい。

幾寅駅近くの道の駅でソフクトリーム食べて休憩。

ここまで来ると、急に観光客でいっぱいになる。

道の駅の裏手にラベンター畑が広がっていていい景色だった。

幾寅駅の「北の大地の入場券」は、南富良野の道の駅で購入できる。

新得駅の入場券は新得駅で購入。

 

この後、富良野に入り、ドラマの世界に浸ります。

 

2019年5月 然別湖～新得訪問記

https://tantabee.blog.ss-blog.jp/2019-07-07-3

https://tantabee.blog.ss-blog.jp/2019-07-09

 

過去の幾寅訪問記

https://tantabee.blog.ss-blog.jp/2012-10-14

https://tantabee.blog.ss-blog.jp/2017-07-22-1