2020.07.26 北海道車旅4日目(1) 滝川周辺神社巡り [国内旅行]
旅4日目の朝は滝川から。
朝から天気がこの日が初めてかもしれない。
最近の北海道旅行でよく立ち寄ることが多い滝川駅。
ここで「北の大地の入場券」を購入した。
まず、参拝したのは滝川神社。
前回は2018年10月参拝ということで、約2年ぶりである。
この時は社殿の修復工事が行われていたが、今回はもう終わった状態で参拝することができた。
滝川神社から旭川方面に進むとあるのが江部乙神社(えべおつじんじゃ)。
笑っているように見える狛犬が話題になっている神社だという。
なんとなく聞いたことはあったが、この神社だったとは。
これがその狛犬。
やはり実物を見たほうがいい。
明治43年(1910年)に奉納されたものということになる。
今からちょうど110年前である。
江部乙は明治27年(1894年)に屯田兵が入植して拓かれた村で、地域の鎮守として天照大神を祀ったのが神社の始まり。狛犬の奉納までは少し時代が経っている。
もう一方の狛犬はさほど笑っている感じがしない。
実は、この狛犬はオスで、股間もちゃんと表現されている。
一方の先ほどの笑顔の狛犬も股間に女の子を表現している跡があるという。ここで写真では紹介しないが、確かにそのようになっているのを神社の奥様に紹介していただいた。
江部乙の街を狛犬が笑顔で見守ってくれている神社だった。
御朱印をお願いしている間に、狛犬などについて説明していただき、ありがとうございました。
滝川神社と江部乙神社の御朱印。
江部乙からさらに旭川方面に走り、妹背牛町にある妹背牛神社(もせうしじんじゃ)へ。
明治31年(1898年)に札幌神社(今の北海道神宮)から勧請して創建。
江部乙神社であんな狛犬を見てしまったので、ここでも狛犬をじっくり見てしまう。
普通はこうだよな。
御朱印は社務所不在でいただけなかった。
妹背牛から雨竜川を渡って対岸の雨竜町へ。
それにしてもいい天気。
雨竜町にある雨龍神社に参拝。
御祭神に、蜂須賀家政、松平康長が書かれているが、徳島の蜂須賀氏と戸田松平氏の家系による華族農場があり、徳島の神社から勧請して創建したのが始まりという。
御朱印はこのページの最後で。
新十津川町に入り、新十津川神社へ。
鳥居の扁額は「玉置神社」となっているが、これは以前の名称。
社殿の扁額も以前の「玉置神社」のまま。
新十津川町は、奈良県の十津川村からの集団移転で拓かれた村で、その十津川村にある神社である玉置神社から勧請して創建された。
新十津川の市街地にあるのは出雲大社。
ここは、以前参拝したことがある。
明治43年創建の神社である。
御朱印はコロナ対策で書置きの紙でいただいた。
雨龍神社、新十津川神社、出雲大社の御朱印。
そして、新十津川駅の跡へ。
2020年4月のコロナ対策による緊急事態宣言中に突然最終運行となり、5月に正式に廃止となって、この駅に列車はもう来なくなってしまった。
コロナさえ無ければ、4月に乗り納めで訪れる予定だったが実現できず、今回廃線後に訪問となった。駅舎の中は観光案内所である。
当時のプラットホームには入ることができず、駅名版も撤去されてしまった状態。
この駅跡の使い道が決まるまでは、このような状態なんだろうな。
この後、石狩市の海岸に出て、海沿いを走った後で新千歳空港方面へ。
今回の旅の最後のページです。
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