2020.08.13 山口旅2日目(2) 津和野から浜田へ(山口じゃないけど) [国内旅行]
太皷谷稲成神社から歩いてリフト乗り場へ。
津和野城へ行くには、ここから上がるのが一番楽な方法である。
お城までリフトで上がるなんて、松山城以外ではここしかないんじゃないかな。
リフトで山頂まで上がると、津和野の街並みが一部見えるところがある。
SLやまぐち号が通過する時間帯が書かれているが、コロナで運行が週末に限定されてしまい、残念ながらこの日は運行なし。
リフトを降りたところから本丸に向かう道は、途中通行止の箇所があって、山裾に沿って仮道ができていた。ここからわずかではあるが、津和野の街を眺められる。
本丸に向かう途中にある出丸。
江戸時代初期の坂崎氏の時代に作られたもの。
ここから二の丸、本丸に入る。
石垣は3km北方の寺田地区や青野山辺りから運ばれたもの。
あちこち崩れた状態のままになっているので歩くのは要注意。
二の丸から見た三の丸の眺め。
そして、本丸の三十間台からの眺め。麓に津和野の街並み。
向かいの高い山が青野山。ここから石垣用の石を運んできたようである。
前回訪問した時は、ちょうどSLやまぐち号の通過の時間帯だったようで、通過の様子を見ることができたと記憶する。
三十間台の少し下にある太鼓丸からは、太皷谷稲成神社も見える。
ここからリフトに戻っても良かったのだが、そのまま先を目指すことにした。
リフトと反対側に下りると、別の神社があってそこからちょうどいい時間帯に津和野の市街に戻るバスがあるようなので、往復で買ったリフト券代が高くついたけど、せっかくなので次の神社を目指する。
それにしても、山肌がハゲてる感じがするのは気のせいだろうか。
途中に三本松城(津和野城)ができる前の中世の遺構がある。
津和野城の本丸からずっとこんな道を30分近く歩き続ける。
ずっと蚊が飛び回っていたり、あまり歩く人がいないからか、蜘蛛の糸にも何度と引っかかって不快な思いをしながら麓にある神社を目指す。
山道を抜けたところにあるのが鷲原八幡宮。
平安時代に宇佐八幡から勧請されたもので、社殿は1568年に領主の吉見氏によって再建されたもの。津和野で目立つ太皷谷稲成神社よりも歴史がある。
境内を横に伸びる広場。
ここで毎年4月に流鏑馬神事が行われるとのこと。
御朱印もこの時期しかいただけないらしい。
神社のそばにバス停があるが、ここは町営バスの停留所で、乗ろうとしていた益田行きはここは通過するので注意。乗ろうとしたら、ここには止まらないので・・・と少し外れたところから乗せてもらった。
10分弱バスに乗って、稲成前で下車。
再び弥栄神社の鳥居を通り抜ける。
次の列車の時間まで余裕があったので、八坂神社そばのお店で昼食。
昭和6年(1931年)創業の老舗である。
ここのいなり寿司は油揚げが濃い色をしていて、味がしみて美味い。
セットの割子そばが付いているのを見ると、津和野もやはり島根県なんだなぁと感じる。
暑すぎるからか、コロナで観光自粛だからか、13時半でも人はほとんど歩いていない。
古い街並みが残ってて美しいところなのにもったいない。
14時過ぎに特急に乗って次の場所を目指す。
今回も自由席は1両だけで、湯田温泉から乗った時と混み具合は変わらず自由席だけ半分以上の埋まり具合。
浜田までの1時間の車窓で、進行方向右側は軒並みこんな感じ。
左側だと、益田を過ぎると海を眺められるが、それは次のページで浜田から益田に移動した際の話の時に紹介したい。
津和野から1時間超乗って、15時15分頃に浜田に到着。
浜田での話は次のページで書きます。
コメント 0