2020.08.14 山口旅3日目(2) 萩城下町チャリ旅 松陰神社から萩城まで

東萩駅の近くで自転車を借りて、最初に向かった先は松陰神社。

名前の通り吉田松陰を祀っている神社である。

明治に入って伊藤博文らが願い出て創建された神社である。

東京の世田谷にも松陰神社があるが、東京の神社には吉田松陰の墓所が置かれているところに創建されたもので、萩の神社の方が創建が後の方である。

神社の境内に松下村塾。

ここから江戸時代を終わらせて明治維新、日本の内閣制度創設に繋がる活躍した人物を多く輩出している。ここは世界遺産「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成の一つをなしている。

松陰神社からさらに山の方に向かうとあるのが東光寺。

参道にはお洒落に着飾ったお地蔵さん。

毛利家3代目藩主によって建てられた黄檗宗のお寺である。

本殿の裏手に毛利家橙の藩主の墓所があるが、3代目以降奇数代の藩主だけがここに埋葬されている。偶数代は別のお寺に。

萩の市街地に戻って住吉神社へ。

江戸時代に大阪の住吉神社から勧請して創建した神社。

元々の敷地はかなり広かったようで、今は境内の一部が幼稚園になっている。

松陰神社と住吉神社の御朱印。

この日は快晴でしかも気温は昼間に36度以上に。

萩の海の眺めは最高だったが、日差しが強すぎた。

そして、萩城の跡地へ。

この先も自転車で進むことができる。

お堀の橋を渡ったところから本丸で、今は桜などが植えられた散策路になっている。

天守閣の跡。

明治維新の時に取り壊されるまではここに天守閣が存在していた。

再建の話はないのだろうかと思ってしまうが、城跡も世界遺産に指定されているので色々難しいのだろうか。

天守台からの眺め。

土台から見ただけだと、大した眺めではないが、上の階からは萩の街並みなどが見えたのだろうか。

本丸跡の奥に志都岐山神社。

萩城がなくなった後に山口の豊栄・野田神社の遥拝所として建てられたのが始まりで、毛利元就らを祀っている。御朱印はこの後参拝する春日神社でいただいた。

神社の裏手には庭園の跡。6代藩主毛利宗広の時代に整備されたという。

二の丸を通って城下町に出るところ。

ここには毛利輝元の像が置かれている。

 

この後、萩の城下町に入ります。

それにしても暑い。