2021.05.02 日帰り南房総(3) 玉前神社・長福寿寺・笠森寺 [国内旅行]
いすみ市で2つのお寺をめぐった後は北上して一宮町へ。
この街の名前の由来となった上総国一之宮にあたる玉前神社へ。
ここ最近、1年に1回は参拝していると思う。
延喜式にも記載されているぐらい歴史があり、現在の社殿は江戸時代の中頃に建て替えられたものである。
玉前神社の御朱印。
以前は数種類用意されていて書いていただけたが、コロナ禍ということで書置きのかみが1種類用意されているだけだった。
玉前神社の参道にある和菓子屋に行ってみた。
前回、ここで大判のどら焼きを買った記憶があって、また買ってみようと思ったのだ。
ん? この大福も美味しそう。
店内で物色していると、みかん大福をまとめ買いする人が何人もいて、テレビで紹介されたらしい。
というわけで、大福を1種類ずつと、どら焼きも1種類ずつ、他に柏餅も買って帰った。
昼食は茂原市内に入って、三軒屋のもばらーめん。
豚バラ肉が入ったご当地ラーメンで、今回は辛味のREDで豚バラ肉二段盛りを注文。
久しぶりの満足の味でした。
茂原市から長南町に入り、長福寿寺へ。
798年に桓武天皇の勅願で、天台宗を開いた最長によって創建されたお寺である。
狛犬ならぬ狛象とでも言うのか、2体の象さんが本堂前に立っている。
金運のご利益があるそうで、象の4本足を全て触ると良いとなっている。
それにしても、参拝客を見ていると、金運にあやかりたそうな人ばかり。
御朱印は4種類あり、今回は全て書いていただいた。1つ500円。
長福寿寺から車で10分弱のお寺が今回最後の参拝。
駐車場からお寺の本堂までは登り階段が続き、途中に根本から3つに分かれた三本杉。
途中の楠に穴が空いていて、ここを潜れば子授けにご利益があるとされている。
穴の向こうに観音様。
山門をくぐると、珍しい舞台の形をした観音堂。
ここは坂東三十三箇所観音霊場の31番札所にあたる笠森寺で、通称笠森観音。
拝観料がかかり、靴を脱いで階段を上がったところで拝観料を払って御朱印もお願いする。
笠森寺は784年に最澄によって開かれたとされている。
ちなみに、観音堂を別の角度から見るとこんな感じ。
岩山の上に建っているのが分かる。
笠森寺は周囲を山々に囲まれていて何もない。階段を上がったところから。
お堂の中に、日蓮がこのお寺を訪れたことを示す絵が奉納されていて、天台宗のお寺に日蓮のことが示されているのが興味深い。
たのしい仕事をするのではなく、
たのしい仕事にするのです。
笠森寺の御朱印。
早朝からの千葉県南部の旅はこれにて終了。
GWは関空スタートで和歌山、三重県を巡る予定だったが、コロナ禍でキャンセルして、地元千葉県内を車で日帰りで巡る旅を1日するだけで終了。
来年はもう少し自由に廻れるだろうか。そう願い今回の旅を締めくくった。
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