2021.06.06 中上越旅2日目(2) 高田のお城と御朱印めぐり [国内旅行]
鮫ヶ尾城の新井から上越高田に移動して神社とお城めぐりの話。
高田に入って最初に向かった神社は北城神明宮。
江戸時代の創建だが、元々は茨城の結城城主だった結城氏が福井に移った際に神社も移し、さらには結城氏と血縁にあった松平氏が福井から高田に移った際に神社も高田に移したという歴史がある。
歴史は面白い。
境内には松尾芭蕉の句碑もある。五智国分寺にも句碑があったと思うが、このあたりは奥の細道のルートである。
次に向かった先は、高田郵便局向かいの榊神社。
明治時代の創建で、徳川家康の家臣だった榊原康政や榊原氏で高田藩主になった人らを祀っている。
明治維新を迎えたときの藩主は榊原政敬で、御祭神の1人として祀られている。
高田の市街地の中にある五ノ辻稲荷に参拝。
高田城が築かれる前はここに大きな榎の木があって、そばに稲荷社があったが、江戸時代の松平氏の時代に伏見稲荷から勧請して今の神社になったのだという。
御朱印が話題のようで、お願いするのに時間がかかったので、後でお伺いするとお話しして、改めることにした。
高田駅の裏側は寺院がいくつも集められたように並んでいて、その中に神社が1つだけあったので参拝してみた。ここは日枝神社。
城下町高田の総鎮守的な存在の神社である。
駅の裏手で静かなところにあるが、社殿は立派である。
そして高田城へ。
二の丸から本丸へ繋がる橋が架かるお堀を錦鯉が泳いでいる。
高田城は松平氏の親藩をはじめ、酒井氏や榊原氏といった譜代大名の居城だったことから立派な城構えだったようである。天守閣は存在しない。
本丸の南西角に三重櫓が復元されている。
中に入ってみた。
最上階から遠くに雪をかぶった山々が見える。
三重櫓の西側で三ノ丸と繋がっている。
江戸時代はここには橋は架かっていなかった。
三ノ丸から見る三重櫓はこんな感じ。
高田でいただいた神社の御朱印。
榊神社のみ紙に書いていただいた。
そして、五ノ辻稲荷神社の御朱印。
お稲荷様なのでキツネをモチーフとして楽しい御朱印が数種類用意されている。
高田はまた行く機会があるので、またお伺いしたいと思う。禰宜さんも明るく楽しい方です。
この後、春日山へ向かいます。
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