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2021.06.06 中上越旅2日目(3) 春日山城 [国内旅行]

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高田の街を後にして、次に向かったのは春日山。

春日山城ものがたり館で日本100名城のスタンプを押印。

ここは春日山城の本丸から離れたところにあたるが、堀と土塁をめぐらせた総構が造られたところ。

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ものがたり館から少し山側に進んだところに神社。

平安時代に奈良の春日大社から勧請して創建した春日神社である。

地名やお城の名前にもなっている春日山の春日は、この神社から来ている。

6年ほど前にも日本100名城めぐりのついでに参拝し、神社の御朱印を最初にいただいたのもこの春日神社だったと記憶する。当時も今も書き置きの紙であることには変わりないが、社殿が新しく建て替えられているのには驚いた。

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車で数分上り坂を進み、春日山城の麓の駐車場に到着。

ここから本丸まで往復歩くことにした。

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まず最初の難関は、駐車場から春日山神社まで続く長い階段。

階段が無理なら、車の通る道を遠回りだが進む方法もある。

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階段を登りきったところの正面に春日山神社の社殿。

門柱は東郷平八郎による筆。

歴史は意外と浅く、明治時代に上越出身の前島密(日本郵便の父。1円切手でお馴染み)らがお金を出して創建。御祭神は上杉謙信など。

御朱印は境内のお土産屋で書き置きの紙が販売されている。

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春日山神社から春日山城本丸までは2つルートがあり、まずは時計回りに整備されたルートから進む。

まずは上杉謙信にご挨拶。

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途中、春日山の麓の街が見える。

左に見える建物は上杉謙信像の前にある売店。

ここまではアスファルトの緩やかな登り坂の道だったが、ここからは山道を登る。

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三の丸跡。春日山城には当時の建物は何も残っていない。

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春日山の麓の市街地がよく見える。

左に直江津、右に高田。

左奥の高い山は米山。

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本丸近くには大きな井戸堀。

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上杉謙信像から歩いて25分で本丸後に到着。

当然ここも石柱が立っているだけである。

1598年に上杉景勝が会津に移ってからは堀氏が城を守ったが、数年後に拠点を直江津に移して春日山城は役目を終えている。

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本丸からの眺め。

左に直江津、右に上越市役所などがある春日山駅周辺の市街地。

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左に春日山の市街地、高速道路を挟んで右側に高田の市街地が広がっている。

上越市は昭和の時代に直江津市と高田市が合併して誕生し、平成に入って周辺の町村も吸収して新潟県で3番目の人口の街となっている。

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上杉謙信が信仰していた毘沙門天を祀る御堂が本丸近くにある。

こちらは昭和に入ってから建てられたもの。

ここから行きとは違うルートで春日山神社まで戻る。

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直江家の屋敷跡が春日山神社に戻る途中にある。

上杉景勝の重臣だった直江兼続が有名で、景勝が会津に移転の際に直江家は米沢に移転している。

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このような空堀の跡も途中に見られる。

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こうして本丸までの行きとほぼ同じ時間をかけて春日山神社まで戻ってきた。

帰りは山道ではあるが歩きやすく、行きと帰りでこのルートを進むのがおすすめである。

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最後に、春日神社と春日山神社の御朱印。

書き方が似ているので、春日神社の方が春日山神社の御朱印も書かれているのだろうか。

 

この後、直江津に戻って車を返却して、長野まで鉄道旅です。

 


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