2021.07.03 山陽旅1日目(2) 三原の神社 そして糸崎から福山までの車窓旅 [国内旅行]
三原市内のお城めぐりの後は、三原市内で山陽線沿線の神社を巡ってみた。
まずは、三原駅から西へ15分ほど歩いたところにある三原八幡宮へ。
長い階段を上って門をくぐる。
数日後に七夕を迎えるということもあり、幟も立っていた。
1510年の創建で、1575年に小早川隆景によってこの地に移されたのだという。
城下町の発展とともに大きくなった神社と言えそうだ。
御朱印は賽銭箱のそばに書置きの紙が置かれていて、それをいただいた。
三原駅まで戻り、さらに北東方面に10分ほど歩いて瀧宮神社へ。
544年創建で、桓武天皇の時代に今の場所に移ってきたということで、三原八幡宮よりも歴史がはるかに長い神社である。ちょうど茅の輪潜りが置かれていた。
瀧宮神社で新たに御朱印帳を購入した。
神社名が書かれていると尚良かったのだが。
通常の御朱印は御朱印帳に書いていただいた。
数ある限定御朱印の中から、今回はこの2種類を選択。
他にもいくつもあるが、どんなものかは神社のホームページに載っていて、郵送対応もしているとのことなので、気になる方はご覧になることをお勧めしたい。
更には「御神饌」までいただきまして。ごちそうさまです。
三原駅まで戻り、バスの時間まで駅前のカフェで昼食兼休憩。
青空も見えて雨模様の1日かと思ったら反していい天気。
三原駅からバスに乗って向かった先は糸崎の糸碕神社(いとざきじんじゃ)。
729年の創建ということで、奈良時代に遡る。
神功皇后がこの地に立ち寄った際に村長が水を献上し、そこから御調井または井戸崎が転じて糸崎という地名になったのだという。
神社の境内にあるこの井戸「御調井」(みつぎい)が糸崎の地名の語源。
糸碕神社の御朱印は書いていただいた。
糸崎神社前からバスで3つ分三原方面に戻って糸崎駅前で下車。
以前は三原市営のバスが運行していたと思うが、今はトモテツバスが運行を担っている。
糸崎から福山までは鉄道の旅。
岡山方面からも広島方面からも多くの電車が糸崎で折り返しとなるが、その割に駅舎は大きくはない。
駅前もこんな感じ。
駅前から出る路線バスかあるわけでもない。
閑散とした時間だからか、駅の窓口も閉まっていて、無人駅状態。
でもICカード対応の改札が置かれていた。
ちょうど福山行きの黄色い電車が入ってきた。
糸崎から福山方面はほとんどが古い黄色い電車。
逆に広島方面は三原から先は完全に赤い新車である。
糸崎から尾道までの車窓を動画でどうぞ。
3両編成で私の乗っている車両は私1人だけという寂しい車内。
途中、海沿いを走り、車窓の眺めの良い区間である。
尾道から東尾道までの市街地を抜ける区間もおすすめの車窓が続く。
川のように見えて、実は瀬戸内海の一部。
しまなみ海道の橋の下をくぐる。
時間があれば尾道の千光寺から眺めたかったが、今回は城めぐりがメインなのでパス。
この後、松永、備後赤坂と停車して糸崎から30分弱で終点福山に到着。
あっという間の鉄道車窓旅だった。
この後、福山城とその周辺の神社を巡ります。
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