2021.07.04 山陽旅2日目(3) 吉備線 備中高松城、吉備津神社、吉備津彦神社 [国内旅行]
井原鉄道からJRの伯備線に乗り換えの清音から話の続き。
糸崎から福山まで乗った時と同じタイプの車両がやってきた。
清音から総社までの車窓を動画でどうぞ。
総社で吉備線に乗り換え。
岡山行きの2両編成の赤い列車である。
総社から東総社までの車窓を動画でどうぞ。
車内放送のチャイムが童謡の桃太郎。
総社から4駅の備中高松で下車。
駅を降りて、踏切を渡る。
踏切から北にまっすぐ延びる道を進む。
田んぼと家がまばらにあるが、ここも岡山市の一部。
駅から歩いて10分ほどで備中高松城に到着。
備中高松城といえば、羽柴秀吉と黒田官兵衛による水攻めの舞台になったところ。
水攻めされたところの跡は、今は蓮の葉で一面覆われていた。
城跡にはこのように秀吉方の陣地が配置されていたようだ。
先程の蓮の葉を見ることができたのが二の丸あたり。
そこから北の方に歩くと本丸跡。
本丸にあるのは水攻めの時に城主だった清水宗治の首塚。
秀吉の水攻めで最終的に自刃してはて、秀吉の陣地があった石井山に首塚が置かれ、明治以降にこの地に移されたという。
備中高松城でこの2種類の御城印をいただいた。
再び吉備線の旅。
備中高松駅はみどりの窓口が置かれているけど、休日は営業していない。
備中高松から1駅岡山寄りの吉備津で下車。
駅からずっと続く神社の参道を進む。
歩いて向かった先は吉備津神社。
門柱の書は岡山県出身の総理大臣・犬養毅によるもの。
階段上がってすぐの建物が拝殿という特徴ある造り。
拝殿と本殿は国宝に指定されている。
回廊が長く続いていて、雰囲気がある。
回廊の途中にあじさい園。
少しピークを過ぎたようで、花びらが枯れかかっていた。
千代の富士も昔の人になってしまった。
次の神社に向かうため吉備津駅まで戻る。
大きな神社がある割に駅舎はなんともシンプル。
これでもICカード対応になっている。
吉備線の駅名標はすべてピンク。
桃太郎の桃をイメージしている。
吉備津から1駅岡山寄りの備前一宮で下車。
駅から歩いて数分のところにある吉備津彦神社に参拝。
大灯籠は江戸時代の後期に建てられたもの。
ここの社殿の並びが面白い。
見た目3つだけで、それだけでも珍しいが、真ん中に見える祭文殿と奥の茶色の本殿との間にもう1つ渡殿があって、4つも縦に建物が並んでいる神社はそう見ない造りである。
崇神天皇の時代に吉備地方を平定した吉備津彦を祀っていて、先に参拝した吉備津神社と創建の歴史も祭神が同じであるが、境内の造りは全く異なる。
御朱印は吉備津神社では書いていただいたが、吉備津彦神社では書置きの2種類をいただいた。
吉備津彦神社は備前国一宮で、吉備津神社は三備(備前、備中、備後)の一宮を名乗っている。
どちらも歴史があって素晴らしいのだが、競っている感じ。
最後は岡山駅で桃太郎にご挨拶して今回の旅の無事を報告して終了。
何ともあっという間の2日間の旅だった。
本当はもう少し余裕を持って、1週間ぐらい使って旅をしたいものなのだが、休みがなかなか使えないし、 それにコロナ禍というのもあるので・・・。
次のページはワクチン接種で東京に出かけた日の話です。
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