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2022.05.03 南紀・三重旅5日目(3) 滋賀県甲賀市の御朱印巡り [国内旅行]

今回の旅は三重県をじっくり巡ることをテーマにしていたが、この日は伊賀からさらに足を伸ばして滋賀県へ。主な目的は甲賀市にあるポケふた(ポケモンのマンホール)を巡ることだったが、ついでにルート上にある神社にも参拝してみることにした。

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甲賀市に入って最初に参拝したのは油日神社。

木造の鳥居が歴史を感じさせる。


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楼門と回廊があって、この地域では主要な神社であったことを感じさせる。


神社の創建は平安時代の877年、楼門と城郭は1566年に造られたものとされている。


「甲賀の総社」としての位置付けられていたようである。


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神社の建物それぞれが古いまま残っているため、時代劇の撮影がよく行われているとのこと。


これらの作品の撮影が行われた他、まだ公開されていない作品もまだいくつかあると御朱印をお願いしたときに言われた。


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油日神社の宮司さんに近くのお寺で秘仏の公開をしているのでオススメと言われて向かったのが櫟野寺(らくやじ)。


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五百羅漢の参道を進んで本堂へ。


最澄が櫟(いちい)の木を使って十一面観音菩薩を彫って本尊にしたのが始まりのお寺で本尊は秘仏。


ちょうどこの時期公開中で生で見て拝むことができた。なお、本尊を始め建物内は撮影禁止。


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櫟野寺の御朱印。


滋賀県用の御朱印帳を持って来てなくて(今回の旅行で滋賀県のお寺に行くことは想定していなかった)、三重県の寺院用に使用している御朱印帳に書いていただいた。


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次に向かった先は大鳥神社。


滋賀県の横断歩道に設置されているとび太くんも甲賀の忍者仕様。


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平安時代の882年創建で後に現在の地へ。当時は比叡山延暦寺の別坊がいくつもあった中に存在していて、日吉神社の影響があったという。今は祇園社の影響を受けている。


先ほどの油日神社もそうだが、滋賀県の神社は正面に拝殿が大きく構えられていて、横を回って本殿にも参拝することができる並びになっている。拝殿は大正時代建てられたものだが、本殿は江戸時代の1685年に建てられたものである。


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次の神社に向かう途中で背の低い鳥居。


檜尾神社の一ノ鳥居で、根本が腐ってこの高さになってしまったのだという。


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車で数分進んだ山の斜面に檜尾神社(ひのおじんじゃ)。


元々は「火尾」だったが火災が多くて「檜尾」に漢字を直したのだという。


ここも本殿の前に大きな拝殿。本殿にも直接行けるようになっている。


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神社の規模の割に立派な本殿。


御朱印いただける場所が分からず、ここで御朱印は断念した。


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檜尾神社から眺めた様子。


先ほどの背の低い鳥居は真ん中より右側に位置するが、この写真では確認が難しいぐらい小さい。


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次に参拝した神社は水口神社。


江戸時代は宿場町だった水口の市街地の中にある。


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平安時代の延喜式にも登場する歴史ある神社である。


ここも滋賀県に見られがちな社殿の配置である。


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ここまでで参拝していただいた神社の御朱印はこの3種類。


大鳥神社は手裏剣の形をした紙が貼られていて独特なものを感じる。


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水口を出発した時点で17時近くて、御朱印関係なく最後に参拝したいと思っていた田村神社へ。


国道1号線・東海道沿いに置かれた大きな神社である。


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到着したのは17時半。神社の対応は16時までとなっていて、社務所は閉まっていたが、中に進んで参拝することはできた。


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拝殿から先の参道が意外と長く、森の中を進む。


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途中、川の方に向かう道があり、ここで手を清めたりしていたのだろうか。


周囲には何もなくて、伊勢神宮にも似た雰囲気を感じる。


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そして本殿へ。


ここは平安時代初期の征夷大将軍・坂上田村麻呂を祀っている神社である。


神社から先に三重県伊勢に繋がる鈴鹿峠があるが、この辺りで悪鬼が出るという話があって征伐に当たったのが坂上田村麻呂。蝦夷征伐の話が歴史の教科書でも出てくるが、様々な騒乱を鎮めていて朝廷からの信頼も厚かったようである。


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田村神社の向かいに道の駅。


ここも営業は17時までで、トイレで用を済ませる以外に時間的に何もできないところだった。


 


この後、車で国道1号線を通って鈴鹿峠を通り抜けて関宿まで入り、そして南下して津駅前でレンタカーを返却して伊賀と甲賀の1日レンタカー巡りはこれにて終了。


コロナ禍で初めて特に規制がないGWだったので、途中の道はあちこちで渋滞してタイムロス。できればこのような旅は混雑しない時期を選びたいものである。


 


次の日は旅の最終日。津市内と四日市市内の寺社を巡ります。


 


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