2022.05.04 南紀・三重旅6日目(4) 四日市の神社めぐり [国内旅行]
鈴鹿市から近鉄電車を乗り継いで近鉄四日市で下車。
今回立ち寄った駅の中で一番賑やかかもしれない。
駅の周りには商店街が広がっているが、地方都市っぽい感じがして少々寂れた感じもする。
そんな中に世界の山ちゃんがあるところは中京圏らしい。
この日は気温が25度近くまで上がり、外でのんびりしている人が目立った。
最初に向かった先は諏訪神社。
旧東海道に面したところに入口がある。
鎌倉時代に信州の諏訪大社から勧請して創建となっている。
境内には様々な神様が祀られているのが分かる。
この神社を中心に街が発展し、また東海道沿いにあるため多くの参拝客が訪れていたという。
諏訪神社の御朱印。
次に向かった先は鵜森神社。
近鉄四日市駅にほど近い森の中にある神社である。
ここは室町時代に築かれた浜田城の跡で、田原氏が代々居城としていたところである。
1575年に織田信長の家臣によって攻め落とされ、さらには1584年には完全に落とされて廃城に。
神社の起源はお城があった頃から鵜森大明神が城内に祀られていたことにあるという。
境内には稲荷神社も置かれている。
鵜森神社の後は近鉄電車で海山道(みやまど)まで移動。
駅を降りてすぐのところに大きな鳥居。
その鳥居が稲荷神社のように何本も続いている。
ってか、今の神社に改称する前は「海山道開運稲荷神社」だったとのこと。
南側からの参道にも鳥居が続く。
こちらの方が正式な参道のようである。
876年に洲崎濱宮神明社として創建。海山道開運稲荷神社は、その神社の境内社として創建されたのが始まりだが、後に衰退して天正年間に再興されて、今はこちらがメインの神社となっている。
海山道神社のネコちゃん。
かなり人懐っこい子だった。
それにしても境内社の多いところだった。
そんな中、菅原道真の木造が安置されている境内社がある。
平成の時代に樹齢1500年の大木から彫ったものだという。
鵜森神社と隣接の稲荷神社の御朱印、そして海山道神社の御朱印。
いずれも書置きの紙でいただいた。
この後、四日市のポケふた(ポケモンのマンホール)を訪問して近鉄特急で名古屋に出て旅を締めくくります。
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