2022.07.03 週末福岡旅2日目(1) 坂本八幡宮・竈門神社など [国内旅行]
福岡天神で泊まったホテルの朝食は、近くのコメダ珈琲のモーニングセットになっているというプラン。
ホテルでの朝食はガッツリ食べる私だが、たまにはこういうのもいいかもしれない。
8時前にホテルをチェックアウトして、博多駅のコインロッカーに荷物を預け、太宰府へはバスで向かった。天神からだと西鉄電車で向かった方が楽かもしれないが、この日の行程を考えると博多駅に置いておいた方がいいかと思い、そのようにした。
8時半に博多駅から太宰府に向かうバスは、意外と混んでいて、座席が全部埋まるほどだった。
太宰府天満宮行きのバスって、久留米ナンバーの一般車が使われるんだな。
バスを下車したところは太宰府政庁の前。
奈良・平安時代にここに大きな政庁が置かれて、九州の管理や中国・朝鮮半島との対応が行われていた場所である。
その太宰府政庁跡の裏手にあるのが坂本八幡宮である。
令和に決まってから急に話題になった神社である。
令和の語源は万葉集の大友旅人の短歌からのもので、舞台はこの辺りだったとされている。
太宰府政庁には城巡りを兼ねて何度か足を運んでいるが、坂本八幡宮までは全然意識がなく、今回は令和になって初めてということで、ここまで訪問してみた次第である。
御朱印はタイミングよく御朱印帳に書いていただいた。
坂本八幡宮からは、しばらく徒歩コース。
沿道には太宰府政庁に付属した建物跡が見られる。
奈良時代に活躍した僧玄昉の墓が宅地の一角に残っている。
歩いて向かった先に戒壇院の裏口。
西戒壇と書いてあるが、奈良の東大寺が日本の戒壇の中心として、東は下野薬師寺にあって、この3つが日本三戒壇とされている。
現在は臨済宗妙心寺派に属しているが、奈良時代に聖武天皇の勅願で鑑真和上によって創建した歴史あるお寺である。
コンサートや写経会など様々なイベントを開催しているようで、機会があれば参加してみたいものである。
戒壇院の長い参道。
戒壇院に隣接して観世音寺がある。
天智天皇の勅願で戒壇院より歴史がある。戒壇院も観世音寺の一部だったが、過去に火災などで廃れた時期があって戒壇院と共に復興はしたものの今は別のお寺である。
観世音寺の宝蔵は必見。
御朱印をお願いしている間に中は絶対見てほしい。
天智天皇の時代から長い期間を要して奈良時代に完成したお寺ということで、当時らしい仏像が展示されている。平安時代以降のものもあるが凄すぎて必見。
館内は撮影禁止なので、画像検索して欲しい。
戒壇院の御朱印は書き置きの紙での対応。
観世音寺の御朱印は宝蔵の受付でお願いして書いていただいた。
次の場所へは太宰府市のコミュニティバスで移動。
1時間に2本出ていて、料金はICカードでも払えて100円均一で大変便利。
バスに20分ほど乗って終点の内山で下車。
ここからは先は竈門神社の参道で上り階段と坂道が続く。
麓の鳥居から7分ほど歩いて社殿前に到着。
手水舎もきれいにしている。
日曜日の午前11時というのにさほど参拝客は見られない。
ここが宝満宮竈門神社の社殿である。
神社の絵馬かけを見ると、どれも絵が上手すぎる。
漫画でアニメ化された「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎と同じ名字の神社ということで、数年前から参拝者が増えている神社である。
元々は、背後の宝満山を神様とした神社で、ここから宝満山の山頂を目指す登山客が多い。
宝満宮竈門神社の御朱印。
今回はカバンに付けるためのお守りも購入した。
4年ぶりの竈門神社参拝だったが、全回参拝時は「縁結びの神様」として話題になっていてそこそこの参拝客が見られてたものの、鬼滅を意識している様子は全くなかった。今回はお守りなどに鬼滅を意識している感じが見られる。
鬼滅の刃を意識した幟だこと。
竈門神社から太宰府天満宮へ移動するのにバスを待つが、そばにお店がいくつかあってそのうちの1つが見事な鬼滅仕様。
お店を切り盛りしている方のお孫さんが大好きだそうで、このようになったと(笑)
バスが来るまでの間、コーラ飲みながら鬼滅の世界で寛がせてもらった。
バスが来たので、これにて次の場所へ。
続きは次のページに移ります。
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