2020.08.12 山口旅1日目(4) 湯田温泉からのチャリ旅 後編 [国内旅行]
野田神社の裏手にある国道9号線のトンネルを通り抜けて向かった先は、山口県護国神社。
日本各地にある戦争の英霊を祀り、平和を願う神社。
御朱印は書置きの紙でいただいた。
護国神社近くの交差点からゆるやかな坂道を進んだところに常栄寺。
山門脇に雪舟の胸像が置かれているが、ここの庭園は大内氏が雪舟に造らせた庭園・雪舟庭があることで知られている。
コロナ対策で公開時間が短縮されてて、閉園ギリギリに入場したので建物からしか眺めていない。
本来なら庭園の外側を1周すべきところなのだが。
紅葉の時期とかにのんびりしてみたいものである。
雪舟庭から坂道をずっと下って仁壁神社へ。
平安時代の延喜式に載っているぐらい歴史のある神社で、長門国三の宮となっている。この辺りの地名も「山口市三の宮」である。
御朱印は社務所不在でいただくことができなかった。
この日最後に参拝したのは古熊神社。
天満宮のマークが付いた提灯が掲げられているが、室町時代前期に大内氏によって京都の北野天満宮から勧請した神社で、後に毛利氏の時代にここに移転してきたという。社殿も室町時代のものをここに移築したものである。
古熊神社の御朱印。
ここで野田神社と豊栄神社の御朱印もいただける。
湯田温泉に戻る途中で、ザビエル聖堂に寄りたかったのだが、コロナ対策で入れないということで、坂を登る前に断念した。
山口の街中を移動していると、こんな石碑があったりする。
湯田は井上馨の出身地。
湯田温泉の街中には井上馨の名字をとった井上公園もある。
井上馨の像もある。
倒幕から明治維新の時代に貢献し、そして内閣制度成立後は様々な大臣を歴任している。
そして、湯田温泉の一角にあるということで、井上公園には無料の足湯も。
こうして、7時間以上に及ぶ山口市内のチャリ巡りを終えて湯田温泉の宿泊先に戻ってきた。
途中、土砂降りで移動を中断した時間があったが、蒸し暑い中を移動してヘトヘトである。温泉に浸かって、1日目を終了した。
2日目は島根県に入ります。