山陰旅2日目 第2話 ゲゲゲの鬼太郎の世界・境港へ

　境港と言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者がかつて過ごした場所。そのキャラクターを使った町おこしがヒットしているらしいということで、今回行く場所に選んだ。
前回、大卒後の就職先内定直後という12年前に行ったが、境港は何とも静かな場所だったと言う印象しか残っていない。こんなキャラクターの列車が走っていたと言う記憶もない。

鳥取からの列車が米子に8時24分に到着して、境港へ行く列車のホームを目指す。
境港行きは基本的に0番線らしい。「0번승강장」(0番乗降場)ってハングルの表記もあって、韓国人観光客にもやさしい。

米子　8時44分発　境港行き車両は「ねずみ男」号だった。
車内は座席がすべて埋まり、立っている人も何人かいる。それにしても、観光客が多い時期に1両はないだろうと言いたくなる。

途中の駅も、


途中ですれ違う列車も、(「鬼太郎」号と「ねこ娘」号)
すべてゲゲゲの世界にはまっている。


約40分のんびりと乗って終点・境港に9時25分到着。

駅前からが本格的なゲゲゲの世界。

交番も、

郵便ポストも、

みんなおまけ付きなのだ。


境港駅からのびる「水木しげるロード」には100体近い妖怪のオブジェが約10m間隔で置かれている。
また、観光客目当ての店が多い。

一番人気の銅像はコレだろうか。
家族連れを中心とした人達の撮影の順番待ち列ができていた。


水木しげる記念館
一部を除き、館内撮影禁止

目玉おやじのプロフィール。身長9cm9mm。目玉のくせに、大きくないか?　と言いたくなる。

昼食はここを選んだ。ご当地ラーメンとでも言うのだろうか。
魚だしのラーメンで、チャーシューではなく、まぐろがのっている。
1週間前にはNHKの番組撮影でウエンツが食べに来たらしい。

水木しげるロードを離れると閑散としている。
すぐそこには境水道大橋。橋の向こう側は島根県。水路を手前に向かうと中海。奥へは日本海に進む。


3時間歩き回って、再び米子まで戻る。12時37分出発。
やっぱり戻りも「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター。今回は「ねずみ男」号と「鬼太郎」号の2両。
上の写真は「鬼太郎」号の車内。車内までキャラクター色に染まっているのがイイ!!

途中ですれ違った「目玉おやじ」号。行きに乗った車両より混雑していた。境港へ行くのは午前中がいいかも。

また「ねこ娘」号にもすれ違った。

こうして13時18分米子到着。
妖怪に見送られながら、次の目的地を目指すこととした。

先月、ウエンツの鬼太郎で実写版が公開されたというのもあってか、境線の車内も水木しげるロードも大盛況。今が旬なので、絶対お薦めの場所。9月の連休、10月の鉄道の日記念の切符が出たらコレを使って行くのもいいと思う。

コメント 3

「水木しげる氏のおどろおどろしい妖怪の絵が嫌だっ！！」

・・・って地元の人が居ないのか気になるくらいのしつこさですね（笑）
by ロドリゲス★Ｋ” (2008-08-18 00:54) 

>ロドリゲス★K"様
本当にこれでもか!!!　ってぐらい妖怪だらけでした。
行く機会があれば、行かれることをおすすめします。
by てるてる (2008-08-18 20:53) 

画像と文章を追加しました。
by てるてる (2008-08-23 14:51)