2015.07.05 福島の城+御朱印めぐり(1) 白河 [国内旅行]
ヨーロッパの旅行記をなんとか書き上げたので、ここからしばらく国内の城と御朱印めぐりがメインとなります。
この7月上旬に、福島県内の城と御朱印を一緒にまわることを思いついた。日本100名城の福島県は小峰城(白河)と二本松城、そして会津若松城とあるが、1日で全部まわるには、御朱印を完全に無視してなんとかいける感じ。でも、せっかく福島県まで行くことになるので、ついでに御朱印もしたい。そう考えた結果、小峰城と二本松城には行くこととして、会津若松城は次回ということにした。
移動手段は自家用車とした。
新幹線の方が早いが、駅から離れているところが多いので、柔軟に廻れる車を選んだ。
朝6時に自宅を出発して、高速道路を経由して7時半に佐野サービスエリアに到着。
朝食をとっていなかったので、ここで思い切って佐野らーめんと丼もの(小)を食べた。
幸いなことに、自宅を出発した時は大雨だったのが栃木県の佐野では雨が止んで回復傾向。
天気予報で南関東は終日雨と聞いていたので、なんだかラッキーな気分になる。
自宅を出発して3時間強で白河の小峰城に到着。
駐車場は整備されていて、車で来ても止められないということはなさそうだ。
日本100名城のスタンプは、ここ集古苑という資料館で押すことができた。
2011年の東日本大震災で石垣が大きく崩れ、今でも修復工事が行われている。
江戸時代初期に初代藩主の丹羽長重が大改修をして形を整えたとのこと。
本丸は今は何も残っておらず、正面に三重櫓が25年近く前に復元され、中を見学することができる。
櫓の最上階から街を眺めることができる。
南側の目の前にはJRの白河駅。その奥は白河の中心街。
いくつかあった城門のうち、三重櫓に近いもの(前御門)が復元されていた。
続けて、白河市内の神社へ御朱印めぐり。
市内南部の湖周辺が公園になっていて、ここは白河藩主だった松平定信が日本で最古の公園として知られている南湖公園である。
その湖の近くに松平定信の坐像が置かれていた。
そして、南湖公園にある神社の入り口にも松平定信の像が置かれていた。
日本の歴史の教科書にも出てくる松平定信は、白河藩主から幕府の老中に抜擢された人。
公園を庶民にも開放したという件や、全国的に飢饉が発生した時に、米の備蓄を行った結果、領地から一人も死者を出さなかった実績があり、地元では慕われている。
南湖神社は、松平定信を祀っている神社である。
神社の鳥居をくぐっても、松平定信に関する展示がある。
大正時代から続いているという神社である。
御朱印は参道左手の授与所でいただき、東北の神社用にここで御朱印帳も購入した。
南湖神社から車で5分ほどの移動で、もう一つ昔からある神社に行ってみた。
ここは鹿嶋神社。
平安時代からの歴史がある神社で、江戸時代には歴代の藩主からの参詣を受けたり、奉納がされたりして白河の総鎮守的な存在だったことになる。
南湖神社でオリジナル御朱印帳を購入した。
松平定信を祀っているということもあり、徳川の家紋が入っている。
南湖神社で購入したオリジナル御朱印帳のみ、表紙の裏側にステンプが押されるというサービスあり。そして、南湖神社と鹿嶋神社の御朱印はこんな感じです。
このあと、高速道路経由で二本松へ。
続きは次ページで書きます。
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