2019.05.02 元号跨ぎ欧州旅6日目(3) チンクエテッレ 前半編 [海外旅行]
ジェノヴァからの電車をリオマッジョーレ(Riomaggiore)で下車したところから、このページの話をスタートしたい。
リオマッジョーレ駅のホームは半分以上がトンネルの中に入っている。
ここから歩きと船の旅だが、反対側のホームには人が溢れている。
ここから数駅の間が世界遺産チンクエテッレのエリアなので、電車で巡る人もかなり多い。
駅から長いトンネルを歩いた先に、リオマッジョーレの港。
港の先まで歩いて振り返ると、リオマッジョーレの街並み。
山の斜面にカラフルな建物がずらりと並ぶところが、チンクエテッレの典型的な景色。
リオマッジョーレの街を眺めている間に、遊覧船が1本出てしまった。
うわぁ、予定が狂う(汗)
チンクエテッレの後にピサまでの特急の指定席を取っていたので、船が1本遅れたら予定が狂う・・・と思っていたら、後続の船がすぐ来てくれた。5月2日でこんな状態なので、夏休みシーズンは観光客がもっと増えて船の時刻表なんてあってないようなものになるかも。
後続の船の一番前に乗れて、次の目的地ヴェルナッツァ(Vernazza)を目指す。
リオマッジョーレの街と一旦お別れ。
船でチンクエテッレを西の方角に進む。
海岸沿いを電車も走っているが、駅のあたり以外はトンネルを走行する。
船は途中、マナローラ(Manarola)という街に立ち寄る。
ここはヴェルナッツァノ後で立ち寄るので、街の様子はその時に。
次に見えた集落はコルニーリア(Corniglia)。
葡萄畑の上に集落が広がっていて、ここには港がないので船が入ることができないのでそのまま通過。
電車の駅があるが、駅からでも377段登らなければいけないという。
そして、最初の下車地・ヴェルナッツァの街が見えてきた。
先行の大型船が入港していたところで、ゆっくりと港に向かっていく。
リオマッジョーレから30分ほどでヴェルナッツァに到着して下車した。
船はこの先のモンテロッソ・アルマーレ(Monterosso al Mare)まで行くが、時間の関係で私はここで折り返すことにした。
港の高台は中世の城跡になっていて、塔が残っている。
城跡からヴェルナッツァの街を眺める。
リオマッジョーレよりも街の規模が大きく起伏のある街並みに見えるが、建物の壁がカラフルなことには変わりない。
ヴェルナッツァのメインストリートに出た。
平日なのに、多くの観光客で賑わっている。
今回の旅で初めてネコちゃんに会った。
店頭で店番しているかのような格好で、多くの人が立ち止まって相手をしていた。
ヴェルナッツァの街の外れは山の斜面に葡萄畑。
チンクエレッレの街同士を結ぶ遊歩道は有料になっている。チンクエテッレの鉄道の乗り放題とセットになった「チンクエテッレカード」を買えば歩くことができる。
遊歩道の途中からヴェルナッツァの港周辺を一望できる。
最初に向かった城跡の塔も正面に低く見える。
ヴェルナッツァはメインの通りを除いて、この通り狭い通りばかりだった。
ヴェルナッツァの港にある教会に入ってみた。
石造りの教会で、都会の大きな教会とは違う味が出ている。
約1時間の街歩きでヴェルナッツァを後にした。
それにしても、こんな小さな街に観光客が溢れ返っている景色ってどうなんだろうと思ってしまう。確かに、珍しい港町の景色で世界遺産になるのも分からないでもないが。
この後、電車でマナローラに向かいます。
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