2019.05.02 元号跨ぎ欧州旅6日目(5) ピサ [海外旅行]
ラ・スペツィア(La Spezia)からの特急電車をピサ・チェントラーレ(Pisa Centrale)駅で下車。
駅の中に荷物預け処があって、そこで身軽になってからピサの街歩きスタート。
駅からドゥオーモ広場に向かうバスを路線図で確認して、駅前でチケットを購入して、車内でカードリーダーに通して乗車。
10分ほどバスに乗って、ドゥオーモ広場の西側に到着。
城壁の手前はマーケットが開かれていた。
ここからドゥオーモ広場に入ってみる。この時点で17時半を過ぎている。
西側の城門をくぐると、ドゥオーモ広場の建物に驚かされる。
芝生は立入禁止。それでも立ち入る人がたまにいて、警備の人がそれを見つけて笛を鳴らして追い出す様子を何度も見かけた。
ドゥオーモには、斜塔の入場券で入れる。
斜塔の予約している時間までまだ余裕があったので、それまで中に入ることにした。
1068年から50年かけて建てられた聖堂である。
今回の旅行で見たスペイン・バルセロナや、南仏で見てきた教会以上に、美術館な雰囲気。
ステンドグラスよりも壁画や油絵の方がはるかに多い。
ピサの斜塔の入場時間まで教会内でじっくり見入ってしまった。
斜塔の予約が18時15分。その前にカメラ以外の荷物をクロークに預けてから斜塔の入場待ちの列に並ぶ。
斜塔の中に入って、英語で斜塔についての説明を軽く受けてから塔を上る。らせん状の階段を登るのだが、塔が斜めに傾いているせいか、何だか気分が悪くなる。
らせん階段を上りきったところから、斜塔の周りを一望できる。
正面に後ろ向きの聖堂、奥に洗礼堂。
斜塔の周辺はこんな感じ。
南側には市街地が広がっていて、駅に向かう方角は観光客向けのレストランが並ぶ。
北側には城壁が続いている。
ピサの街はさほど大きくは感じられない。
東側を見ると、西側から太陽が当たって、斜塔の影が伸びる。
かつて使われていた鐘だろうか。
斜塔に入ってから30分弱で外に出て、最後に丸い建物の洗礼堂へ。
ここで宣教師による説教が行われていたのだろうか。
建物を真上から見ることができるが、階段でしか上がることができない。
他の教会と違い、天井には何も描かれていない。
斜塔見納め。
やはり斜めに傾いていた。
写真では確認できないが、1階の入口には軍の装甲車が待機。
テロ対策も万全な斜塔だった。
ピサの駅までは歩いて戻る。
途中、レストランが続いていて、立ち寄って夕食とりたかったが、駅での引き取り期限が迫っていたので、そのまま駅に向かう。
広場に面して宮殿と教会。
ピサの街を東西に流れるアルノ(Arno)川。
川を挟んで南北に市街地が広がっている。
メッツォ橋を渡って、駅の方角へ。
2時間半でピサ・チェントラーレ駅に戻ってきた。
ピサの斜塔は、イタリアを代表する歴史的建造物の一つである。
ピサの街はさほど大きくなくて、半日でも十分に回れる街である。フィレンツェから日帰りで訪問する人が多いのも分かる。この後、フィレンツェまで電車で移動したが、乗客のほとんどがピサからフィレンツェまでだった。
次のページからフィレンツェでの話に入ります。
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