2019.05.25 真夏の十勝旅1日目(2) 豊頃・浦幌・池田 [国内旅行]
帯広の空港に到着して、レンタカーを借りて出発。
雲ひとつない快晴で、気温もこの時点で25度は超えていただろうか。窓を開けて快適に移動。
まずは、豊頃町の茂岩神社。
アイヌ語で「小さな山」という意味があるそうで、北海道の各地でこのアイヌ語を基にした地名が見られる。明治時代の創建。
神社の名称の通り、小さな山の中腹に社殿が置かれていて、参道からまっすぐ延びる道が眺められる。御朱印は参道中腹の広場奥にある社務所でいただいた。
茂岩神社から車で数分の豊頃駅に行ってみた。
釧路方面と帯広方面にそれぞれ1日8本の普通列車しか来ない駅である。
無人駅なので、豊頃駅の「ご当地入場券」は駅近くのセイコーマートで購入した。
駅のホームで数分待っていたら、札幌からスーパーおおぞら1号・釧路行きが通過して行った。
帯広から釧路まで1時間以上無停車の最速タイプである。
さすが酪農が盛んな十勝である。
牛の放牧があちこちで見られた。
豊頃町の十勝川の河口に位置する大津稲荷神社へ。
1828年にこの地の場所請負人によって建立されたのが始まりということで、江戸時代からの歴史がある。しかし、現在はさほど大きくない集落の中心にある神社で、町の中心も内陸の豊頃に移ってしまっている。御朱印は書き手不在ということで、いただくことができなかった。
豊頃から東に進んで、釧路との境目に近い浦幌の市街にある浦幌神社へ。
神社としては、明治時代に農場の有力者によって伊勢神宮から勧請して建てられ、後に町内各地の神様も合祀して浦幌神社となり、現在の山の中腹に移転したのは昭和48年(1973年)とのこと。
乳神様という安産子育ての神様も祀られている。
他にも様々な神様が境内に祀られている。
御朱印は浦幌神社と乳神神社の2種類をいただいた。
神社の境内から見た浦幌の市街地。
向こう側にも山があって、街の規模は大きくはない。
浦幌駅は特急が1日1往復停車する駅ということもあって、係員がいる有人駅。
ちょうど列車の来ない時間だったが、ご当地入場券の購入にはすぐに応じてもらえた。
池田町に移り、ワイン城へ。
ここは町営のワイン醸造所。
ワイン城は町の丘の上にあって、池田の市街を一望できる。
ちょうど、釧路側から普通列車が到着したところだった。
ワイン城の建物の地下に樽詰めワインの貯蔵庫。
瓶詰めラインまで公開されているが、この日は土曜日でラインはお休みだった。
車を運転中だったので、ワイン城でワイン飲めず。
お土産に「なつぞら」デザインのトカップワインを購入した。
ワイン城から階段を降りたところは外せないところ。
DCT garden IKEDA(ドリカムギャラリー)と書かれている。
ドリカムの吉田美和は池田町出身。
この建物の中で、これまでのライブの衣装が所狭しと並べられている。
建物の中は撮影禁止だが、最後にこの金ピカの像だけは記念撮影OK。
ドリカムファンにとって、ここは長居したくてたまらない場所だと思う。ドリカムをあまり知らない私でもここは凄すぎると思った。しかも入場無料。
池田の市街地にある池田神社へ。
前回2017年10月にも訪問しているが、夕暮れ前に急ぎ足で参拝した記憶がある。
御朱印は今回も書置きの紙でいただいた。
踏切を越えて池田駅へ。
ここでご当地入場券を購入した。
池田駅は、釧路と札幌を結ぶ特急が全て停車する他、帯広方面からの普通列車も一部ここで折り返すので、駅員が常駐している。
池田町のポスターのキャッチフレーズが、ドリカムの曲を連想させる。
池田駅の中で流れていたBGMは、ドリカムの曲ではなく、スピッツの「優しいあの子」だった。
今は「なつぞら」が話題なので、仕方ない。
余談だが、ワイン城で流れていたBGMはドリカムだった。
今回購入したご当地入場券。1枚170円。
今回いただいた御朱印。
乳神神社の御朱印は浦幌神社でいただいた。
この後、本別、足寄を通って、上士幌に入ります。
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