2020.02.24 春の伊豆旅3日目(2) 下田

 

旅の最後に伊豆急下田駅から歩いて回ることにした。

お寺が続く中を歩いていく。

下田で最初に訪れたのは宝福寺。

坂本龍馬の像が置かれている。

このお寺に山内容堂が宿泊していたところに勝海舟が訪れて、坂本龍馬の土佐脱藩が話し合いで許された場所とされている。

お吉の墓もある。下田のあちこちにお吉に関する資料が紹介されているが、ハリスに一時的に仕えた女性だそうだが、小説や演劇などのモデルになっている。

ネコちゃんもお寺にいた。近づくと逃げられてしまったが。

宝福寺に隣接して八幡神社。

鐘楼があったり、石像が置かれていたり、神仏習合の名残を感じさせる神社である。

1288年頃創建ということで、鎌倉時代からの歴史がある。

御朱印は残念ながら不在でいただけず。またの機会にということで。

次に向かったのは了仙寺。

江戸時代前期に創建された日蓮宗のお寺である。

ここは、日米和親条約が締結された場所。

アメリカ人が滞在する場所にもなり、併設の資料館には条約締結に関する経緯などが多く展示されている。

一番右がお吉の墓がある宝福寺の御朱印。

左2つは了仙寺の御朱印。どちらも書置きの紙でいただいた。

了仙寺から水路に沿って雰囲気ある通りが続く。通称ペリーロード。

ペリーロードから坂道を上ったところにある真言宗の長楽寺。

ここは日露和親条約の交渉の場になったところで、北方領土における日本とロシアの領土の線引きを決めた内容である。

長楽寺の御朱印は2種類いただけた。

下田の港を眺めるようにペリーの胸像。

こうして伊豆急下田駅に戻って、帰りの電車の時間まで足湯。

これにて、下田の街歩きはこれにて終了。

この後、翌月で廃止になるスーパービュー踊り子号で帰ります。