2021.11.14 岡山県の旅2日目(1) 岡山から備中松山城へ [国内旅行]
岡山県の旅2日目は岡山駅からスタート。
みかん色の電車と朱色のディーゼル車なんて見るとここだけ時代が昭和で取り残された感じがする。
岡山7:49発備中高梁行きに乗車。
昭和の総武線各駅停車の顔をして、中身は昭和の総武線快速電車な電車に当たった。
JR西日本お得意の国鉄時代の改造車両である。
岡山から倉敷までは沿線人口が多いようで、電車の本数も多くて何度もすれ違う。
どれも黄色一色の電車だった。
倉敷からは山陽線を離れて米子に向かう伯備線へ。
景色ものどかな雰囲気に。
総社付近で一旦市街地の風景になったものの、総社を離れると山がちな景色に変わり、トンネルも何度かくぐって8時50分に備中高梁駅に到着した。
備中高梁駅から備中松山城に向かうシャトルバス乗り場までタクシーで移動する。
1時間ほど遅かったら駅からもシャトルバスが出ているのだが、待っていられないのでタクシーを選んだ。
タクシーの運転手さん、私が住んでいる街でもかつてタクシー運転手さんをされていて、私の地元の話で盛り上がり、あっという間の10分ほどの移動だった。お元気で。
写真はタクシーを降りたところ。空に低く薄い雲がかかっていたが、少し前まで雲海が広がっていたのだという。見てみたかった。
シャトルバスで備中松山城の登山道入口にあたる「ふいご峠」まで移動。
ネコちゃんが名物ということか。
バスを降りてここから備中松山城の本丸まで登山道が続くが、歩きやすいコースだった。
所々に立てられている登城心得が上から目線な感じもするけど見ててほっこりする。
登城心得に従って休憩すると、高梁の市街地が麓に見えた。
休憩場所からさらに階段が続く。
城主からの登城心得は「よくぞまいられた」。
大手門跡辺りの石垣が複雑に組まれている。
この辺りは三の丸・厩曲輪。
まだまだ階段は続く。
ここで二の丸。
やっと奥に天守が見えてきた。
本丸から先は入場料を払わないと入れない。
入った先に看板猫のさんじゅーろーが待ち構えていた。
さんじゅーろー大人気。
人が集まっている中心にいます。
天守の中に入ることができる。
ここは明治維新以降も残っている現存十二天守の一つ。
中は備中松山城に関する展示など。
天井の骨組みにも注目したい。
ドラクエウォークとのコラボをやっていた。
天守の裏手に二重櫓が残っているが、こちらは中に入れない。
天然の岩盤の上に石垣が築かれているのが特徴。
天守と二重櫓を見て戻ったら看板猫のさんじゅーろーはお眠タイムに入っていた。
これにて備中松山城を後にしてシャトルバス乗り場のふいご峠へ。
麓の駐車場まで移動して、備中高梁駅までの3kmほどは歩きでの移動。
ただし、ずっと緩やかな下り坂なのでさほど苦ではなかった。
紅葉も見頃だったし。
麓の高梁の市街地まで下りると、神社やお寺が並ぶ街中を進んで駅に向かう。
何年か前に御朱印を何ヶ所かでいただいたのと、次の場所に向かう電車の本数がコロナ禍でかなり減らされていて、時間に余裕がなかったのでここは歩いてそのまま備中高梁駅へ。
この後、倉敷まで電車移動。
続きは次のページで。
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