2014.11.03 ソウル紅葉旅3日目(3) 南漢山城 後半 [韓国]
バス停の近くまで戻ると、食堂があちこちにあるので食事には困らない。
14時を過ぎて、まだ昼食をとっていなかったので、ロータリー近くの食堂に入ってみた。
さ、メニューはオールハングルときた(笑)
困ったら、ここは無難に7000ウォンのビビンバ(비빔밥)ということで。
ごはんは別で、野菜がたっぷりのビビンバが出てきた。山の食堂のビビンバは野菜が多いのがうれしい。
南漢山城で復元された幸宮は、本日月曜日が休館日ということで中に入ることができなかった。
幸宮が閉まっていても、周りの紅葉を見るだけでも全然良かった。
唐辛子も真っ赤っか。
こんな古風なところにも、キリスト教の教会があるんですな。
こうして滞在時間3時間で南漢山城を後にしたわけだが、廻ったのは全体の3分の1程度のメインコースだけである。まだ見ていない寺院などがあるので、また紅葉の美しい時期を選んで行きたいものである。あ、また52番のバスを見てしまった。どうでもいい時に限って見るもんだな。
南漢山城は歴史的背景の話は今回無視するとして、紅葉を見る分には全然申し分ないおすすめの場所である。11月上旬が良いということで。
このあと、夕方まで蚕室(チャムシル)に滞在。
続きは次のページで。
2014.11.03 ソウル紅葉旅3日目(1) 南漢山城への道 [韓国]
ソウル3日目。朝からいい天気でスタート。
朝食はヘジャングク。酔いさましに良いとされる韓国料理の一つで、ハングルでしか書いていない食堂をあえて選んで入った。これで1人4000ウォン。
旅行3日目は最近世界遺産になったばかりの南漢山城を目指す。
事前にgoogleでルートを検索した結果、地下鉄を何度か乗り換えて最後は山城駅からバス移動というのがあったけど、これでは車窓が全然分からない。
あえて、ソウルと郊外を結ぶ赤いバスを使って近くまで行き、それから地元のバスで南漢山城を目指すというルートを選んでみた。所要2時間強の予定ということで。
鍾路2街のバス停からは、5500-1とM4102の2つの系統が出ているというのを知り、先に来た方に乗ることとした。
光化門、市庁、ソウル駅、南大門、明洞・・・と、ソウルの中心街を通り抜けてから南に向かうので少々時間がかかる。
途中からは高速道路に入る。
日本と違って、高速道路にもバス専用レーンがあるのには驚く。それだけバスが沢山走っているということなんだろうけど。
イチョウ並木が美しいソウル南郊の書峴(ソヒョン)駅前に到着。
鍾路2街を出発してちょうど1時間である。
鉄道は地下を走っていて、AK百貨店というデパートがある。AKって、ロッテの傘下に入ったんだっけか?
バスを降りて向かいのバス停から南漢山城行きが出ていると事前に調べがついていて、道路横断ができないところだったので、歩道橋を大回り。
乗り換えのバス停に向かうと、確かに52番のバスが남한산성(南漢山城)まで行くことになっている。
52番の配車間隔は30-35分ってなってたけど、30分近く待っても全然来ない。
他の系統は立て続けに来るのに、何故か52番だけ来ない。エンジントラブル起こしてどこかで止まってるのかな?(←実際、旅行中に1度はそんな光景を見る)
・・・マジ、来ない。30分以上待っても来ないので、書峴駅から南漢山城の最寄り駅の山城駅までの地下鉄で行くルートを検索して、仕方なく地下鉄で行くことに(涙)
余談だけど、書峴駅の改札前で母親をトイレから出てくるのを待っていたら、ロッテ百貨店はどこかと私に韓国語で聞いてきたおばちゃんがいた。
ロッテ百貨店??? AKのことかな??? でもなぁ、初めて来た場所でそんなことを聞かれてもなぁ、ちょっと分からんがな・・・と思い、「すみません、わからないです」を韓国語で答えて難を逃れた。
書峴から福井(ポクチョン)まで地下鉄の盆唐線で、福井からは地下鉄8号線で1駅の移動。途中、一時的に外の景色を見ることができるが、すぐにトンネルに入り、山城(サンソン)駅に到着した。
山城駅のホームは地下奥深くにあって、上りエスカレーターがとにかく長い。
外に出ると、どうもここは山の上に開けた街である。
山城駅から出ているバスは9番と52番。バス停の52番の路線図を見ると、「南漢山城直行」って漢字で書いてあったけど、本数が多いのは9番の方で、待ってて最初に来た9番に乗り込んだ。
南漢山城の方角は坂を上るようだが、バスはそのまま大通りを直進する。
別の大通りに出て、この辺りが「南漢山城入口」のようで、書峴駅で見た別の番号のバスがここを走っていた。52番を待つより、ここまで別の番号のバスに乗って来た方が早かったかもしれない。
やっと入口まで来た。
平日の正午過ぎから山に向かう人なんているのかよ・・・と思うかもしれないが、目的地は世界遺産の紅葉の名所。バスの中は混んでます。
坂道をうなりながら上っていき、終点の南漢山城に到着した。
あれ? こんなところに52番がいる(涙) タイミング悪すぎ。
鍾路2街を出発してから3時間経過。素直に地下鉄だけで行ってれば時間は大幅に短縮できただろうけど、これもまた経験ということで。
このあと、世界遺産の山城を歩きまわります。
2014.11.02 ソウル紅葉旅2日目(4) 南楊州での出来事 [韓国]
朝起きた時に見えなかった南山だが、この時間になると青空が出てはっきりと見える。
北村を出て一旦ホテルに戻った時に撮影した。
鍾路3街から地下鉄を乗り継いで郊外の金谷(クムゴク)まで向かう。
まずは地下鉄1号線で回基(フェギ)まで乗るが、最近の地下鉄の駅名板は、ハングル、アルファベット、簡体字、そしてカタカナの4種類に変わりつつある。漢字の表記は韓国で元々使われていた旧字体から中国本土からの観光客を相手にした簡体字へ。どうもしっくり来ない。
乗換の回基の駅名板は従来のままだった。
次の乗り換えの上鳳(サンボン)にて。
別方面の電車はひっきりなし来るのに、我々が向かう春川方面の電車はちょうど出たばかりでなかなか次が来ない。・・・と待っていると、韓国語でアナウンスが入る。どうもトラブルで折り返しの電車が来れないみたいである。それでも20分程待っていると、次の電車の到着予定が知らされ、今から30分後とのこと。
こりゃ、いかん。行った先で人が待っているので、電話連絡して、別の方面の電車に乗り換えて、途中からバスで行くことにした。
これが自分としては大正解で、途中の九里(クリ)で下車。
そして、バスで金谷駅を通るバスを停留所に貼られていた路線図から探し出し、バスの乗車時に運転手にも「금곡 가요?」(金谷行きますか?)と確認をしてから乗車。乗った後でも電話して、この番号なら梁(ヤン)病院で下車してと言われ、車内アナウンスを意識して聴いて、なんとか到着した。
南楊州で実は5ヶ月前にも会っている。今回は、私の母親をご案内。母親も知っている人で、母親とは5年ぶりの再会になる。
ここで何をしたのか。
一言で言い表すなら、気持ちいいことをしてもらった。
私の体は筋肉がかなり固まっていたのと、首の曲がりがひどいのと、左足が右足より短いのと・・・言うときりがない。それを整体でゆがみを少しだけだが直してもらった。
ただし、私の曲がった性格だけはまっすぐに治ってません。悪しからず。
それを私と母親と両方診ていただき、首がボキボキ鳴りまくりだった。
夕食は肉の食べ放題。肉は野菜の上に乗せて巻いて食べる。
これで終わりではなかった。
韓国式健康ランドのチムジルバンに案内され、風呂とアカスリとサウナ。
韓国人って、銭湯ではタオルで前を隠さないんだよなぁ。堂々としまくり。
そしてアカスリを韓国旅行を何度もしているくせに初めて体験。寝そべるところが何台もあって、その上に全裸で乗る。アカスリする人は下着を穿いたおじさん。前身をゴシゴシこすられ、韓国語で「ヨッペ(横へ)」「パンデ(反対)」と体の向きを色々と指示を受けながら体を動かす。あ、たまに私の○ンコが・・・。で、この状態を風呂場からも見られているだけでなく、隣でアカスリを受けている人からも見られる。いやん、恥ずかしい。
最後にボディローション塗られて、体を流して終了。いやぁ、気持ちよかった。
アカスリの後のビールが進む。
このあと、サウナなどで汗を更に流して、しばらく休憩してチムジルバン体験終了。また機会があれば行ってみたいものである。
2日目はここまで。南楊州を23時半頃出発して、ソウルのホテルに到着したのは夜中の0時半。ぎりぎりバスが動いている時間帯で、清凉里の乗り換えも意外とすんなりだった。
3日目は世界遺産になったばかりの南漢山城に向かいます。
2014.11.02 ソウル紅葉旅2日目(3) 北村 [韓国]
昌慶宮から歩くと中途半端に遠い北村(プクチョン)。宗廟から昌慶宮までずっと歩きっぱなしだったので、昌慶宮から2停留所分移動して、安国駅・鍾路警察署前から再び街歩きスタート。
実は、前回4ヶ月前の韓国旅行の時も、北村を歩きまわっていて、今回が2回目。
当時の様子は下記のページで。前回と今回の写真を比べてみるのもいいかもしれない。
http://tantabee.blog.so-net.ne.jp/2013-07-29
安国洞のこの通りは右手に女子高、左手に付属の女子中、女子高の隣に別の女子高・・・と、何故か女学校が集まるエリアになっている。右手の女子高の奥には李承晩と朴正煕の間の時代に大統領を務めた尹潽善の旧家もある。
2014.11.02 ソウル紅葉旅2日目(2) 昌慶宮 [韓国]
かつては通り抜けができた宗廟(チョンミョ)と昌景宮(チャンギョングン)。14年前に行ったときは問題なかったのだが、今回はできなくなっていた。ネットで調べたところによると、宗廟と昌慶宮の間の道路(栗谷路)は日本の統治時代に2つを分断させる目的で造られ、1930年代に橋が架けられた。それを現在、道路をトンネルにして埋め戻す工事が行われているようである。
仕方なく、宗廟を南側から出て、反時計回りに宗廟の外側を廻って移動する。
2014.11.01 ソウル紅葉旅1日目 南山公園→明洞 [韓国]
何度か旅行している韓国。
紅葉のシーズンに何度か旅行しているけど、今回は5年ぶりの企画である。母親を連れての韓国は3年ぶり2度目である。紅葉の時期にまた行きたいとは何年か前から考えていたが、今回やっと実現の運びとなった。
今回は6年ぶりに羽田から出発する。
この時は帰りの便を仁川→成田にしていたが、今回は羽田から金浦の往復という形をとった。普段、成田発の方が航空運賃が安いのだが、どういうわけか羽田・金浦往復で成田よりも7000円も安い運賃で買うことができたので、このルートにした。自宅からは成田の方が便利なのだが、羽田でもそんなに時間は変わらないし。
午前中、羽田に到着。
この飛行機で・・・と言いたいところだが、キティちゃんの飛行機は台北に向かう。
正月に1回乗ったけど、これは乗る価値が大いにある。
2014.11.01-04 ソウル紅葉旅でした [韓国]
20回以上行っている韓国で、紅葉をメインとした旅は2009年11月以来となる。
「たまには、私も連れてってよ」
と母親に言われ続け、3年ぶり2回目の母親を連れての旅となった。
初日から紅葉見物。
ソウルの南山公園は土曜日ということもあり、ものすごい人の多さ。
中国からの観光客もかなりいた模様。
日没後もライトアップされて美しかった。
その後は、土曜夜で大賑わいの明洞を散策して終了。
2日目はソウル中心街に残る霊廟や古い街並の紅葉見物。
宗廟は土曜日以外はガイド抜きには入れないようになっていて、日本語のガイドツアーに参加して入場。14年ぶりの訪問だったが、改めて良かったと思う。
夕方は、郊外の南楊州を5ヶ月ぶりに訪問。母親同行ということで、今までにない貴重な体験を受けた。テレビのバラエティ番組の世界と言うか、韓国ドラマの世界と言うか、そんな気分。
3日目は世界遺産に認定されたばかりの南漢山城へ。
城壁で囲まれた部分の3分の1も廻れなかったが、紅葉を見るという面ではもう最高。
南漢山城の後は蚕室まで行き、ロッテの免税店での買い物に付き合い、夜は小中学校の同級生に出会い、夕食を共にした。
4日目は帰国の途。
金浦空港から出発なので、空港そばのロッテマートで最後の買い物。
うーん、空港価格なのかなぁ。それともロッテマートそのものだからなのか、すべてが割高に感じる。何を買ったかは後日紹介と言うことで。
なお、11月11日はペペロデー。ロッテマートにもペペロの特設コーナーが設けられていた。
今までにない、初めての経験を多くさせてもらった。
これらは今後、徐々に紹介していこうと思うので、よろしくお願いします。