北米の橋は古くて危険なのか [海外旅行]
ミネアポリスの橋崩壊は久しぶりに見たショッキングなニュースである。
北米の橋はモータリーゼーションの影響で古くから造られたものが多くて、3割が老朽化して危険とのこと。言われれば、納得である。サンフランシスコの金門橋も60年以上前のものだし、ニューヨークのブルックリン橋だってかなり古い。
カナダで見ると、バンクーバーのライオンズ・ゲート・ブリッジは来年で開通70年、東部のセントローレンス川沿いに架かる橋もどう見ても50年は経過しているの多いよな。モントリオールのビクトリア橋なんて鉄道が敷設されて以来のものだろうし、シャンプラン橋やジャック・カルティエ橋も交通量が多くて崩落するんじゃないかって心配になることがある。それに、ケベックシティに入るときに渡る鉄道と道路の併用橋(名前は知らないが)。あれもかなり痛々しいよな。
さらに東に進んで、ニューブランズウィック州に行くと、木造の屋根付き橋が多いらしいが、こういった橋はあまり車が通らないだろうからあまり心配すること無いんだろうな。
一方で、日本でも古い橋はけっこうある。九州に多い眼鏡橋とか、錦帯橋、日本橋・・・。それに高度成長にともなって出来たコンクリート製の多くの橋。でも、突然崩れたとかないよな。ちゃんとメンテナンスをしているからか、ある程度のところで架け替えなんてのもしているからなのだろうか。余計なぐらいにきっちりしている日本の道路と、結構いい加減な道路管理をしている北米の違いから発生した事件なのかもしれないな。
それにしても、おっかない。突然崩れて死んだなんてたまったもんじゃないよな。
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