Je me souviens.

　昨日の予告通り、「世界ふれあい街歩き」を見た。

　場所はカナダのケベック州の州都・ケベック(Québec)。この番組のオープニングは乗り物に乗って街に入るところから始まるんだけど、ケベックの場合はセントローレンス川の対岸にあるレヴィ(Levis)から渡し船に乗ってケベックのロウワータウンに入る。私もこのルートで過去2回入っている。

　ロウワータウンの街歩き。プチシャンプラン地区(Quartier du Petit Champlain)は北米最古の繁華街。フニキュレール、階段、あの通りの商店街、何もかもが懐かしい。あれれ?　壁画は紹介しないの?　どっちか一方でも壁画を紹介してくれないと、ケベックを見た意味がないよ。せっかくコースの紹介では壁画のそばを歩いたことになっているのに。

　逆に、私が歩いたことのない裏通りを歩いてくれた点は評価したい。

　あと、「カナダで唯一のフランス語が公用語の州」ってナレーターが言ってたけど、お隣のニューブランズウィックもフランス語だぞ。

　フニキュレールでアッパータウンに上がって街歩き。シャトーフロントナック(←テレビではこの名前は言わなかった)からサン・ルイ門(Porte Saint-Louis)まで歩き、城壁に沿ってサン・ジャン門(Porte Saint-Jean)まで歩き、また旧市街の中を歩くという流れ。ほとんどの場所がどの辺りか分かってしまう。あ、新市街にカメラを向けたところがあったけど、もう少し左に回してくれたらケベック州議事堂があったのに。もったいない。

　トレゾール通りの壁画売り、そしてテラス・デュフラン(Terrasse Dufferin)からのシャトーフロントナックとセントローレンス川の眺めで締めくくる。そして、車のナンバーに書かれている"Je me souviens."(私は忘れない)の意味も最後で紹介。イギリス領になってもフランスの言葉と文化を忘れないと。そして、ここがカナダの原点なのだと。聞いている限り、「ケベックの原点」という部分が「カナダの原点」と言い換えられているような気がするのだが。

　政治的な要素はさておき、45分間のテレビ番組で紹介される以上にケベックは美しい街である。まさに、"Je me souviens."である。

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コメント 2

見たよ～
再放送だったから前見たことを思い出した。

行きてぇ～～～～

メープルのアイスクリーム屋とかノートルダム聖堂、モンモランシーの滝も紹介して欲しかったな。
渓谷は行ったことないから、チャンスがあれば行きたいな。

＞＞シャトーフロントナック(←テレビではこの名前は言わなかった)
ＮＨＫだからね、ホテル名は言えないんじゃないのかな？
「世界一写真を撮られるホテル」ってガイドの時にお客さんに紹介していたよ。（クイズ方式にして）


＞＞お隣のニューブランズウィックもフランス語だぞ。
ニューブランズウィックは、英語とフランス語両方が公用語だから、
×「カナダで唯一のフランス語が公用語の州」
○「カナダで唯一のフランス語“だけ”が公用語の州」だったら正解かな。
by Yoshi (2010-01-29 10:08) 

>Yoshi
行きたくなるよなぁ。
サンタンヌ渓谷よりも他に紹介して欲しいところが出てなかったし。
オルレアン島が出てたのは良かったけど。
再々放送して欲しいものですな。
by てるてる (2010-01-31 14:15)