2014.08.15 九州城めぐり3日目(3) 人吉(熊本県) [国内旅行]
あいにくの天気の中を熊本から人吉に向かって移動する。
写真は途中の八代あたり。
八代を過ぎると山の中を進む。
雲が低いところにかかっていて、天気は良くないまま。
時刻表上では、熊本の交通センターを出てから1時間半ほどで人吉インターに到着する予定だったが、熊本市内の渋滞で20分到着が遅れた。
そのため、人吉インターで乗り換えて市内に向かう予定だったバスが、既に出発していたため、止むなくタクシーで人吉駅へ。ここで850円の出費は痛かった(涙)。
5分ほどの移動で人吉駅に到着。
観光案内所で人吉城への行き方を聞き、2時間で戻ってくることが条件なら自転車で行くのが最適と判断し、ここから自転車を借りて廻ることにした。
この日の夜、花火大会が予定されていて、夕方から打ち上げ会場に近い橋が通行止になるとの話もあったのが、自転車利用をすることにした判断材料の一つになった。
人吉城は石垣が残されているのと、一部櫓などが残されているだけ。
城に関する資料が近くの人吉城歴史館に展示されていて、ここには現在も解明されていない相良氏の屋敷の地下室が整備されている。100名城のスタンプもこの歴史館で。
球磨川とその支流のぶつかる辺りで、長塀が復元されている。
人吉城は、鎌倉時代に静岡から移ってきた相良(さがら)氏により、戦国時代の勢力拡大と縮小を繰り返して秀吉の時代を乗り切り、そして江戸時代も同じ地を支配して明治維新を迎える。これだけ長く同じ場所を支配してきた家系も珍しい。
少し左側に目を向けると、花火大会の会場。雨が降ってなければ、ここは場所取りで埋まるのだろうか。
蓮の葉が浮かぶ向こう側に赤い橋。
2つの鳥居の向こう側に古そうな建物が見える。
806年創建ということで、平安時代に入ってすぐの頃からの歴史のある青井阿蘇神社。
現在の建物も江戸時代初期からのもので、歴史の重みを感じる。
最近、国宝に昇格したとのこと。
市役所に延びる通りにて。
右の武家屋敷の入口は人吉城から移築されたもの。
人吉と言えば、球磨焼酎の産地。
見学等もOKの焼酎蔵だったが、時間の関係で中を見ることができなかったが、敷地内に足湯があって、ここで疲れをとった。
2時間ほど自転車で廻って、再び人吉インターに戻る。
駅のホームを見ると、17時半発の八代行き普通列車に、観光列車「いさぶろう」「しんぺい」号の車両が充当されていた。一度乗ってみたい!!!
こんなバスが人吉駅と人吉インターの間を往復している。
インター行きの最終バスでインターまで戻った。
やはりお盆休みということもあって、予定通りの時間にバスは来ない。
熊本から来たときと同様に20分も遅れるのだろうか…
遅れは10分程度で、ハイデッカー3列シートの豪華なバスが来た。
このバスで宮崎まで1時間半移動した。
さよなら、人吉。
次回はのんびり街歩きして、温泉でゆっくりしたい。
3日目これにて終了。
4日目は宮崎からスタートします。
(まとめ)
交通センター13:40発 → 人吉インター15:30頃着(遅延) 九州産交バス 2180円
人吉インター → 人吉駅 (約5分) タクシー 850円
人吉駅17:40発 → 人吉インター17:50頃着 九州産交バス 220円
人吉インター18:30頃発 → 宮崎駅20:00頃着 宮崎交通 3030円
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