2015.02.17 冬の中国東北部の旅7日目(1) 経由地ソウル・スタジオジブリ立体造形展 [韓国]
旅行最終日。
経由地韓国ソウルで、帰国の飛行機まで時間があったので、午前中は龍山駅のI’PARK MALLで開催されているスタジオジブリ立体造形展を見に行った。(※展示は2015年4月5日で終了)
駅前からスタジオジブリの雰囲気が漂っていて、ポニョがお出迎え。
壁の大きな広告には「スタジオジブリのアニメーションの世界を現実に構成した特別な展示」と書かれている。
台座に書かれている韓国語の題名の意味は、벼랑(崖)、위의(上の)、포뇨(ポニョ)で日本語の直訳のまま。
既にホテルをチェックアウトしていて、荷物を駅のコインロッカーに預ける。
6階の展示会場は少し奥まったところにある。
壁にはスタジオジブリ作品のポスター。当然全部韓国語。
入場料15,000ウォン(約1700円)。韓国の物価からするとやや高めだけど、それでも需要あるんだろうな。入場できるのが11時からということで、少し待ち、入口には20人ほどが待っている状態だった。
韓国ではあまり知られていない「魔女の宅急便」。
初歩魔女の特別な冒険が始まった!!
「ハウルの動く城」宮崎駿監督作品
魔女配達婦キキ ←韓国での題名です。
・・・って内容で書かれてます。
これって、宮崎作品だけどジブリじゃないんだよな。
宮崎駿の偉大な神話
青い服を着て
金の野原に立ち
失われた大地との紐を結び
人々を青き蒼井の地に導いていく
風の渓谷のナウシカ
まずは、ハウルの動く城から。
実際に動きます。
部屋も再現。
そして、もののけ姫。
韓国でもタイトルの発音はそのまま。
たぬき大作戦ぽんぽこ(韓国でのタイトル)。
日本での公開から15年以上経ってから公開されたとなりのトトロ。
窓をのぞくと、トトロが寝ている。
あちこちに各作品のセリフが書かれている。
今日はとても素晴らしいお話があります。
メイが怪物トトロに会いました。
私も必ず会えるといいです。
バス停でお父さんの帰りを待つシーンですな。
あ、ちょっと待って。
貸してあげる。早く!
メイが落ちるじゃない!
エンドロールで出てくるシーンだったかな。
紅の豚。韓国でのタイトル(プルグンテジ)は直訳そのまま。
おそらく韓国で一番人気の「千と千尋の神隠し」。
韓国で「神隠し」の直訳がないためか、「行方不明」と訳されている。
湯ばあばがリアルすぎる。
カオナシが荒らした場面もリアルに再現。
カオナシと一緒に電車移動。
韓国人はこんなところで並んで写真撮影するのが大好き。
来た道を帰るのがいいだろう。
・・・と、いうわけで展示はここまで。
内容はほとんどが韓国語と英語だけだったけど、満足な内容。
最後におみやげを購入。
今回もノートを購入して締めくくった。
なお、展示品の中に「思い出のマーニー」に関する部分もあったが、韓国未公開ということで、この部分だけ撮影禁止だった。他はフラッシュ無しであれば撮影OKだった。
2年ぶりに韓国でスタジオジブリの作品展を見に行ったことになる。
http://tantabee.blog.so-net.ne.jp/2013-07-05
当時の様子を書いたときもそうだが、盛況である。反日の国である韓国に於いて日本文化の作品なんてどうなんだろうと思ったが、不安なんて全然感じない。好きな人は好き。政治と文化は別物。政治問題をここに持ち込むべきところではない。それでいいでないか。
そう思いながら、龍山駅を後にして仁川空港に向かった。
次のページで今回の旅行記の最終回です。
コメント 0