2017.08.13 ウズベキスタン旅3日目(2) ブハラ 昼間編 [海外旅行]
アルク城を出たところから、話を進めよう。
歴代ブハラ・ハンの専用のモスクだったボラハウズ・モスクが、アルク城の向かいにある。
内部は撮影OK。真っ青なモスクだった。
モスクから南に少し歩いたところにあるアブドゥーラ・ハン・メドレセ。
16世紀に建てられた神学校のようだが、装飾がだいぶはがれてしまった状態。
なんとか修復して欲しいものですな。
アブドゥーラ・ハン・メドレセの向かいのモダリ・ハン・メドレセ。
こちらの内部は、装飾がない状態だった。元々こんな状態なのだろうか。
街の西側は公園になって、遊園地もある。
公園の外れに、イスマイール・サーマーニ廟。
9世紀から10世紀にかけて建てられたもので、中央アジアに現存する最古のイスラム建築。
ブハラの古い街並みと合わせて世界遺産に指定されている。
チャシュマ・アイユブ。建物の中では水が湧き出て、水の博物館として利用されている。
チャシュマ・アイユブの北側の賑わっているエリアはバザールになっている。
通って見るだけでも価値はあると思う。
アルク城とボラハウズ・モスクの間にあるレストランで昼食をとった。
このような料理はトルコからシルクロードを通って伝わったのだろうか。
昼食で隣に座った地元の老夫婦と英会話になった。ブハラは2000年以上の歴史があるが、東京は何年の歴史があるのか?という話から始まり、楽しい昼食時間を過ごせた。
レストランのおこぼれを求めているのだろうか???
昼食後、タクシーで郊外のスィトライ・マヒ・ホサ宮殿へ。
相乗りになり、言葉が分からない者同士で、身振り手振りで「ブハラはいいところか?」と聞かれて、私もgood!の意思表示。他の乗客と仲良くなって、最後は握手して別れた。
相乗りのタクシーも、思い出になる出来事があるかもしれないのである種楽しみがある。
「月と星の宮殿」という意味があるスィトライ・マヒ・ホサ宮殿に到着。タクシー代は5000スム(1ドルちょっと)だった。
園内をアヒルがうろちょろ。
ブハラ・ハンの最後のハン(王様のようなものか)の宮殿で、ロシアの影響を受けている。
くじゃくの親子。
ハンの時代に飼育されていたくじゃくの子孫だという。
何羽もいたが、羽を広げているところは見ることができなかった。
タクシーでアルク城まで戻る。行きの倍の10000スムだったが、運転手とまた身振り手振りの会話。通りに羊が繋がれていて、あれは後で解体して料理するんだとか、そんな話。
アルク城から歩いて中心街に戻り、午前中は行かなかったタキ(屋根付き交差点)へ。
タキを通り抜けたところに、アブドゥールアジス・ハン・メドレセ。
建物左側の塔の屋根の上には、鳥の巣が残っている。
他の建物同様に、内部はお土産屋さんばかりになっている。
17世紀頃の建物。
アブドゥールアジス・ハン・メドレセの向かいは、ウルグベク・メドレセ。
中央アジアで最古の神学校だったという。15世紀初めに建てられた。
日が傾いてきた夕方、再び中心街のタキへ。
朝は見られなかった露店が、この時間は賑わっていた。
このあと、夕食の時間までラビハウズの日陰で夕涼みの休憩。
そうしている間、何故か隣に来た子どもと簡単な英会話になり、次に弟と母親まで来て、日本の話とか、ウズヘキスタンの話とか色々している間に1時間以上過ぎていった。これもまた旅の思い出である。
ブハラだけかもしれないが、隣に座った人と、身振り手振りから簡単な英語の会話が成立することが多い。この町の人たちが本当に好きである。
それと、前日に列車で一緒になった隣のグループの人たちともしないで2度も会って挨拶した。ブハラって、意外と小さい街かも。
このあと夕食をとり、夕暮れの街を歩いてブハラを離れます。
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