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2018.08.13 東九州旅3日目(3) 臼杵市 [国内旅行]

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佐伯からの特急を10時半過ぎに臼杵(うすき)で下車したところから話はスタート。

まずは臼杵の市街を歩いて回ることにした。


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駅からまっすぐ伸びる通りを進むと、最初の信号のところに大きな鳥居。


それにしても柱が細すぎる。


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卯寅(うとの)稲荷神社は臼杵城址の東端にある。


城址の山に上ってみた。


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卯寅口門脇櫓。この脇から東側の出口がある。


今回通った神社の参道は明治時代に入ってから作られた道。


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元々は大友宗麟が築城の際に城の外郭にこの神社を建て、明治維新の廃城後にこの地に移ってきたという。


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神社からは市街を一望できる。


築城当時は城の周りは海に囲まれていたが、今はこの通り住宅街。


この辺りの地名が「港町」「浜」となっているのは、その名残だろうか。


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この辺りに三層四重の天守櫓があったという。


今は周辺に桜の木が植えられた公園の一部になっている。


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城址の西側に臼杵護国神社が置かれ、西南戦争以降の戦没者が祀られている。


御朱印は書置きの紙で社殿に用意されていたので、いただいた。


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隣接して稲葉神社とあるが、現在は合併して臼杵護国神社に吸収されている。


関ヶ原の合戦後から明治維新まで城主だった稲葉氏を祀っている。美濃の稲葉一鉄の流れをくむ稲葉氏である。


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城址を西側から出た。こちらにも櫓と門が残されている。


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城の外を西側から見るとこんな感じ。


臼杵城址を紹介する資料で写真は大体この交差点から撮ったものが多い。


続100名城のスタンプもこの交差点近くにある観光交流プラザで押した。


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昔の雰囲気が残っている商店街。


安土桃山時代から続いているという。


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暑くて冷たいものを口にしたくて、しょうゆソフトクリームを食べた。


この通りには他にみそ味のソフトクリームも売られていた。


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私が今までにみた中で最も緯度が高いところにある石敢当かもしれない。


沖縄の街中の曲がり角では当たり前のようにみられるものである。


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市街西側にある福良天満宮を裏側から入った。


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天満宮という名の通り、菅原道真を祀っている神社だが、元々はお寺から始まり、明治時代の神仏分離で神社になった歴史がある。また、天神様を祀る流れもこの地に古くからあったわけではなく、豊臣秀吉の周防攻めの頃に菅原氏の末裔が流れてきて、ここから少し離れた地に天神像を祀ったのが始まり。江戸時代は稲葉氏の厚い崇敬を受けたという。


裏手には倉敷の由伽神社などの境内社が置かれている。


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また、こちらの境内社も注目。赤猫招魂社。


「赤猫」は明治時代初期のある豪商のあだ名で、私財を投げ打って臼杵の発展に貢献した人。


金運や縁などのご利益があるとされ、「赤猫祭」も開催されている。


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境内には、寅さん映画の撮影地だったことを示す案内板が置かれている。


田中裕子と沢田研二が共演した話で、今この二人は夫婦である。


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福良天満宮を表側から出た。
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福良天満宮では、御朱印帳を購入し、大分県の神社はこれに書いてもらうことにした。


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福良天満宮では2種類の御朱印がいただけ、どちらにもネコが描かれている他、最初のページにも赤猫の印が大きく押されている。


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臼杵の中心街に向かって歩いていると、三重塔が置かれたお寺あり。


龍原寺は聖徳太子を祀っているところ。御朱印は書置きの紙ではあるが、いただくことができた。


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龍原寺の御朱印。


聖徳太子を祀っているだけあり、17条憲法の「和を以って尊しと為す」と書いてある。


そう言えば、奈良の法隆寺もそうだったよな。


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何でこんな大分の地方都市に愛媛の銀行? と思うが、対岸の八幡浜と船で結ばれているというのもあるのかな。


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醤油か味噌を作っている工場だろうか。


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中心街の北側に八坂神社。


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平安時代に後三年の役の戦禍から逃れるために東北から遷座したのが始まりという。


大友宗麟がキリスト教に帰依した時に焼き討ちの難を逃れて一時的に別の場所に遷された時期もあったが、大友氏改易後に新しい領主によって今の場所に落ち着いたという。


臼杵最大のお祭りである祇園祭はこの神社が執り行っている。


御朱印は社務所不在でいただくことができなかった。


 


この後、郊外の臼杵石仏へ。


続きは次のページで書きます。


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