2018.08.13 東九州旅3日目(2) 佐伯市 [国内旅行]
延岡から乗った電車が佐伯に朝7時19分に到着。
街歩きには朝早すぎるのもあり、また朝食を摂ってなかったので、コンビニで買って城址で食べるか、ファミレスで食べるか迷うところである。
佐伯駅から歩いて数分のところに九州地場のファミレス・ジョイフル発見。
しかもこの時間から営業しているということで、ここに即決。
朝食用のセットもあり、お値段もお手頃。8時までいい時間調整になった。
再び佐伯駅。目的の佐伯城へはここからバスで大手前まで行く。
1時間に何本か出ていて、バスの時間をあまり時間を気にしなくて良い。
ただし、お盆の平日ということで、この日は土曜ダイヤ。
佐伯駅から10分足らずで大手前に到着。
バス停周辺は再開発が行われているようで、今後どのようなものができるのか気になるところである。
ここから佐伯城を目指す。それにしても、朝から蒸し暑い!!
真正面に三の丸櫓門があり、これは当時からのもの。
築城して間も無く火災があって天守は再建されず、藩政は三の丸で執り行われたという。
三の丸櫓門の脇から城山への登山道が続く。
鳥居が構えてあり、この先に神社があるのだろうか。
山頂の城跡へはいくつかのルートがある。
まずは、真ん中の登城の道というルートを選んだ。
登城の道は最短ルートではあるが、勾配が急であり、体力を消耗する。
山頂の城郭には石垣がしっかり残されている。
関ヶ原の合戦後に日田から移封となった毛利氏がここに城を築いたのが1602年。
二の丸の石垣の上は広場になっているだけである。
二の丸と本丸の間には堀切があり、橋が架けられている。
そして本丸跡の上に天守台の跡。
天守閣は築城当時からあったものの、1617年に火災で焼失し、以後再建されることはなかったという。そして今の姿が小さな祠があるだけである。
本丸から佐伯の市街が見える。
本丸周辺には国木田独歩の記念碑が2つある。
帰りは独歩碑の道というルートを通って下る。こちらの方がなだらかで歩きやすかった。
城山から下りて、麓の古い街並みを歩く。
この通りの途中にある城下町観光交流館で続100名城のスタンプを押した。
城下町の所々に井戸が残されている。
城下に残る佐伯五山の一つ養賢寺は臨済宗妙心寺派。
毛利氏がこの地に移って来てから創建したお寺で、毛利家の菩提寺。
残念ながら、拝観お断り。
日蓮宗のお寺もある。肥後妙経寺系列の久成寺。
境内はかなり広く、佐伯の地でも日蓮宗はかなり信仰されていたのだろうか。
御首題をいただきたかったが住職不在な上に、書置きの紙がちょうど切らしていたところで残念ながらいただけなかった。
ここまで電車の時間を調べたら、乗る予定の電車が15分後なのに気づき、急いで大手前でタクシー拾って佐伯駅へ。運転手さんと天気の話をしながら向かうとあっという間に到着。
わずか3時間の滞在で、この街では佐伯城に行ってスタンプを押したが、御朱印は全くできなかった。郊外に行けば御朱印いただける神社があったり、離島にネコがいっぱいいる島があるとも聞く。また来ようかなと思う。
次のページは臼杵について書きます。
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