2018.09.22 羽越旅1日目(1) 旅立ち・荘内神社・鶴ヶ岡城 [国内旅行]
何年か前に山形市内を100名城と御朱印を兼ねて回った時に、出羽三山と鳥海山の里の宮があり、その時からいつかは出羽三山に行ってみたいという思いがあった。
そして、羽黒山五重塔の内部が明治維新以来初公開ということで、行動しやすい9月に行こうと3ヶ月ほど前から計画。ちょうどANAの羽田から庄内便が1万円程度で安く出ていたのと、宿もいい額で出ていたので、予約して計画を詰めた。この日は例年なら東京ビッグサイトでツーリズムエクスポジャパンという旅行の見本市が開かれて見に行くのだが、今年はいいやと思い、出羽三山に行く方を選んだ。
羽田から初めて庄内行きに乗った。
朝一番の便はターミナルから飛行機までバス移動。
あいにくの天気で上空からは地上をうまく眺められないまま1時間後の8時過ぎに庄内空港に到着した。
空港からレンタカーを借りて、向かった先は鶴ヶ岡城。
文化会館の駐車場に止めて、本丸跡に向かう途中にあったのは藩校だった致道館。
お堀は残っているが、お城があった時の当時の建物は明治維新の時にほとんどが壊されている。
そして、明治時代の洋風の建物が城址の内外に今も残っているところが鶴岡の特徴。
鶴ヶ岡城の御金蔵址に建てられた鶴岡護国神社。
江戸時代に城主だった酒井氏が戊辰戦争と西南戦争で殉じた藩士の霊を弔うために建てたのが始まりで、その後の戦死者も祀っている。
護国神社の境内に石原莞爾生誕の地の石碑が立っている。
戦時中に東條英機と対立して戦後はA級戦犯を免れた人物である。
そして、本丸跡に荘内神社。
社殿内部を見てみると、奉納された扁額や天井画が素晴らしい。
荘内神社で御朱印をお願いしている間に、場内を散策。
城址東側のお堀には、菖蒲が植えられていて、6月が見頃になるのだろうか。
城址南東側にはお城があった時から唯一残っている御城稲荷神社。
江戸時代の創建で、年1回だけ一般民衆にも参拝が許されていたという。
お堀を反時計回りに回って荘内神社に戻る。
御朱印をいただく前に宝物館にも立ち寄った。
江戸時代の鶴岡城はこんな感じだったそうで。
荘内神社は明治維新の廃城後に創建された神社。
社務所で御朱印をお願いできるだけでなく、続100名城のスタンプも押すことができる。
今回の旅行用に荘内神社で御朱印帳を購入した。
なかなか来れないところなので、いただける御朱印は全てお願いした。
これで御朱印帳込みで3100円。
庄内空港から鶴ヶ岡城址へ向かう途中で気になった三宝荒神社へ。
鳥居がとにかく大きい。
新興宗教系なのかなぁ。入口から普通の神社とは違う雰囲気が漂っている。
出羽三山からの流れで、昭和38年にこの地に鎮座したという。
次に向かったのは、太宰府神社の門柱が置かれた鶴岡天満宮。
天満宮なので、梅園があるのもお約束。
室町時代の創建で、1603年に江戸時代に入ってから現在の地に移転したという。
拝殿に吊るされた紐が歴史を感じさせる。
鶴岡天満宮から車で1分の伊勢両宮。
入って右手に外宮、左手に内宮の拝殿が並ぶ珍しい造りの神社だった。
三宝荒神社、鶴岡天満宮、伊勢両宮の御朱印。
それぞれに特徴があって良さを感じる。
この後、羽黒山の麓へ。
次のページで書きます。
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