2018.10.12 道央鉄道旅1日目(2) 夕張チャリ巡り [国内旅行]
昼の12時半過ぎに夕張駅に到着したところから話を書くことにしよう。
帰りの列車まで4時間あるので、ゆっくり行動ができる。
まずは、昼食を食べながら考えることにしよう。ということで、駅に隣接した屋台村に入ってみた。
ラーメン屋や定食屋など6店舗が入ってる中から、選んだのはこのラーメン。
このお店の名物なのか、麺は真っ黒だったが、味は普通のラーメンと変わらない。
駅に隣接したマウントレースイのホテルで自転車を借りた。
雨が降ったり止んだりだったのであまりオススメしない様子だったが、ちょうど止んでる時だったので、2時間500円プラス延長1時間100円の600円で借りて目的地へ。
夕張駅から先の炭鉱跡まではずっと上り坂が続く。
右手の山はマウントレースイスキー場。
夕張市内も結構紅葉が進んでる。
自転車で向かった先は石炭の歴史村。
ちょうど夕張の鉄道に関する特別展が開催されていた。
沿線に炭鉱がいくつも存在していたこともあり、清水沢から三菱大夕張炭鉱線が出ていたり、鹿ノ谷からは栗山、野幌方面に夕張鉄道が延びていた時期もあったがいずれも廃線になっている。それぞれの鉄道と現在の石勝線が紹介されていて、ここまで来た甲斐があった。
建物からエレベーターで地下に降りて、坑道跡を進む。
炭鉱があった頃の作業などを紹介している。
当時の作業がいかに過酷だったかがよく分かる。
外には石炭の層が露出しているところがある。
石炭の歴史村周辺も紅葉が進んでいた。
せっかくの建物だが、活用されてなくて荒れ放題で入れないところがあちこち。
これが財政的にとても厳しい夕張市の現状である。
初代の夕張駅は石炭の歴史村の構内にあるとされるが、このような現状のために、駅に立ち入ることが出来ないという。
初代夕張駅周辺に石炭の集積場があり、ここから貨物列車で石炭が必要なところに運ばれていったわけだ。この周辺は炭鉱で働く人の家もあったようだが、今は家が全く見られない。
自転車で移動している途中、再び雨が降り出したので、喫茶店で雨宿り。
30分ほどコーヒーで温まった。
よく見ると、古い映画のポスターが掲げられている。
喫茶店の周辺から夕張市役所にかけて、このような看板があちこちで見られた。
時代が何十年も前に戻った感じである。
帰り道に見た紅葉も見事だった。
マウントレースイホテルも中国人が買収したと聞くがどうなのだろうか。
隣接して中国人が大好きそうな重慶火鍋のお店があった。
夕張駅前のセイコーマートで飲み物などを買って、16時にマウントレースイホテルに自転車を返却して3時間の夕張チャリ旅を終了した。
雨さえ降らなければ、上り坂でも快適に移動することが出来て本当に良かった。それにしても、夕張は平日の昼間でも本当に静か過ぎる。そんな街だった。
次のページで神社参拝の話を書いて、その後で石勝線帰りの話を書きます。
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