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2018.10.12 道央鉄道旅1日目(1) 石勝線の旅 千歳→夕張 [国内旅行]

 今回の旅行は、9月に北海道で大きな地震が起きる前から計画していた。10月の連休中に演奏会のステージに乗り、その後に休みを取って北海道に行こうと考えていた。と言うのも、来年3月で廃止になる石勝線の夕張支線に乗ったことがなく、雪がない時期で行くならここしかないと思い、また、土日だと乗り納めで乗る人が多いことを予想して、金曜日に乗ることにした次第である。これが今回の旅行の最大の目的。他にやることはいくらでも後付けできる。

 そして9月に北海道で地震が起きる。北海道全土で停電が発生し、JRも止まった。旅行をキャンセルしようかなと思ったが、交通機関さえ動けば何とでもなると思い、保留にしていたらJRもほぼ復旧し、行っても問題ないと思い、今回の旅行を実行に移した。

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今回の乗車券は、秋の乗り放題パスというJR全社共通の3日間乗り放題のタイプ。

地元で出発前に購入しようかとも考えたが、ここはせっかくなので経営が苦しいJR北海道に金を落としたい。


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羽田を朝7時に出発した飛行機は8時半前に到着し、新千歳空港を8時45分発の電車に余裕で乗れた。この時間の札幌方面は普通車もガラガラ。休日だったら、もっと混んでいるのだろうか。

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8時52分千歳で下車。

この後、駅のコインロッカーに荷物を預けて千歳神社へ出向いたのだが、この話については別のページで書きたいと思う。

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千歳駅に戻り、千歳10時38分発夕張行きに乗る予定だったが、石勝線内で徐行運転を行っている関係で、乗る列車が運休の対象に。

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新千歳から次の南千歳まで普通で移動して、

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南千歳から後続の特急に乗り換え、夕張行き普通列車が出る次の追分まで乗車券のみで乗車させてもらった。今回の乗車券(秋の乗り放題パス)だと、特急列車に乗ると乗車券も買わなければならないので、逆にラッキーだったかもしれない。

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南千歳から追分まで17.6kmの間、特急なのに普通列車よりもノロノロのスピードで通り過ぎていく。途中はずっとこんな景色。地震の影響で速度制限をかけていたが、どこで復旧工事を行なっていたのか全然わからないまま通り過ぎた。

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追分に11時20分過ぎに到着。

夕張行きの普通列車が出発した後の時間だが、ここは幸い接続をとってくれていた。

本来なら、この列車に千歳から乗る予定だったが、区間運休につき、ここでやっと予定通りの列車に乗れる。

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追分始発なのに、行き先表示の札は千歳からになっている。

追分から川端までの10分間を動画でどうぞ。

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追分の次の川端で、対向列車のスーパーおおぞら4号の通過待ちでしばらく停車。

停車時間が長かったが、ここでほぼ時刻表通りのダイヤに戻る。

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川端から先は山の中に入っていく。

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川端の次の滝ノ上付近。紅葉が始まっている。

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盆地の中の小さな街にある新夕張に到着。

ここまでボックスシートに必ず1人以上座っている程度の乗車率だったが、ここでさらに乗ってきて、ほとんどの座席が埋まった。

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新夕張から先は、2019年3月末で廃止が決まっている区間に入る。

この先も帯広、釧路まで繋がる主要な線路とはここでお別れ。

新夕張から沼ノ沢までの車窓を動画でどうぞ。

 

沼ノ沢から南清水沢の車窓を動画でどうぞ。

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車内は立っている人もいるぐらい。

平日昼間でこんな感じなので、土日は乗り納めで混雑しそうだな。

南清水沢から清水沢までの車窓を動画でどうぞ。

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新夕張から夕張の間で主要な駅だった清水沢。

かつてはここから大夕張炭鉱までの路線が延びていて、駅構内が広く見えるのはその名残だろう。

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清水沢から先は峠越えで山の中に入る。

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峠越えして鹿ノ谷を過ぎると、盆地の中を進む。

鹿ノ谷から終点夕張までの車窓を動画でどうぞ。

鹿ノ谷駅の裏側が広く見えるのは、かつてここに夕張鉄道の駅があったためだろうか。

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時刻表上の時間より5分ほど遅れて終点の夕張に到着した。

無人駅なので、切符は運転手が回収。

この先には線路は存在しない。

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乗り納めなのか、写真を撮る人が多かった。

私もその一人なのだが。

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廃線まで170日という日に訪問したわけだ。

 

列車は10分足らずで折り返しの出発だが、これで戻るのは本当に勿体無い。

次の列車まで4時間あるので、夕張の街をじっくり回ってみることにした。

続きは次のページで書きます。



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