2018.10.14 道央鉄道旅3日目(3) 小雨模様の定山渓 [国内旅行]
予定の観光バスに乗り遅れたため、ここから定山渓温泉街を歩いて回ることにした。
まずは観光案内所近くの定山渓神社から。
明治時代に入植者によって始まりで、後にこのような社殿に建て替えられたそうである。
御朱印をいただけるという情報もなく、社務所や連絡先も分からないので、参拝だけして済ませた。
定山渓神社に隣接してあるのが曹洞宗の定山寺。
定山渓温泉を開いた美泉定山の志を引き継いで、温泉での健康祈願をするために曹洞宗説教所が建てられたのが始まりで、大正時代のこと。本殿が建てられたのは昭和になってからである。
意外と新しい寺なのだが、定山渓という名称自体も明治時代に入ってからで、僧侶の美泉定山がこの地で温泉を発見したことによるものである。
御朱印は書置きの紙でいただいた。
今回の旅3日目でいただいた御朱印はここだけである。
正午前だが、早くも札幌方面に向かう車の渋滞が始まっていた。
帰りが心配になってくる。
温泉街へ向かう坂道を下る。
豊平川ぞいに大きなホテルが並ぶ。
温泉街の一角に岩戸観音堂。
見た目は小さなお堂たが、奥に通じる道があって、通路沿いに多くの観音像が置かれていた。
観音堂の通路を抜けると紅葉の庭園。
そのまま進むと、二見公園に出て、この辺りも紅葉が美しい。
二見吊橋から見たかっぱ淵。この先に豊平峡ダムがある。
朝は青空が広がっていたが、この時間になるとこの辺りも雲が広がっていた。
吊橋の脇にかっぱの像。
定山渓にはかっぱの伝説があって、定山渓から小金湯にかけて20体ほど置かれているという。
観光バスにもかっぱが描かれているし。定山渓温泉のゆるキャラもかっぱ。
川面から吊橋を眺めることもできる。
昔ながらのラーメン屋で昼食。
色々メニューがあったが、「今日は忙しいから、ラーメン、チャーハン、餃子しかできないから」と話好きのおばちゃんが言う。老夫婦で営んでいて、和やかな食事をさせてもらった。
最近整備されたらしい定山源泉公園。
温泉の滝が流れ、右端では温泉卵が作れるスペースもある。
写真には撮らなかったが、足湯もあるので休憩に良い。
13時15分のかっぱバスを変更で予約していたが、周辺道路がかなり渋滞していて、当初予定の1時間に更に1時間以上かかると言われてしまい、乗るのを断念。定山渓ダムまで行く予定だったが、これはまたの機会にしよう。料金500円は案内所で返金してもらった。
よって、残りの時間を定山渓温泉で歩いていないところへ行くことにした。
朝も通った定山渓大橋だが、曇り空の景色を。
15分ほど歩いて錦橋まで到達。
この辺りは川沿いに歩く場所がないので、橋の上からしか眺められない。
また、橋の上も工事していて、この写真の側しか眺めることができない。
定山渓から帰りのバスを14時56分発で予約していたが、これでは飛行機の時間に間に合わない可能性があると判断し、1時間早いがこれにて定山渓を後にすることにした。続きは次のページで。
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