2018.11.03 2018年の韓国旅2日目(3) 江陵・鏡浦湖周辺 [海外旅行]
14年ぶりに下車した江陵駅からバスで市内を巡る旅スタート。
駅舎に隣接した方のバス乗り場からだと、市内とは反対の主な観光地(鏡浦、注文津)方面に早く着く。
202-1番のバスが来たので乗車。鏡浦海辺へ向かう市内循環バスである。
途中、オリンピック会場になったスケート場を経由する。
この日、カーリングの世界選手権がこの地区で行われていたというのを後で知った。
江陵駅からバスで20分の鏡浦海辺(경포해변)で下車。
ロータリーの広場にはオリンピックとパラリンピックのキャラクター。
鏡浦の海岸も14年ぶり2度目である。
前回は12月の年末年始挟んで滞在し、海辺のイベント会場でカウントダウンに参加したし、その翌朝の初日の出も拝んだ。元旦の初日の出は7時50分頃だったかな。
この先は日本海で、同じ緯度だと能登半島あたりになるだろうか。
どこまでも続く白い砂浜。
この先、南に歩くと安木海辺(안목해변)にたどり着くが、夕方に到着するのでページを改めて書くとしたい。
鏡浦湖沿いを走る202番のバスの時間が開いたので、次の目的地まで歩くことにした。
船橋荘までは3kmあるけど、その手前の場所まで1km程度なので、歩くのは問題ない。
14年前にこの湖沿いをタクシーで移動した時に、運転手に「ここは桜並木で、4月になったら美しいぞ」と言われた記憶がある。仕事柄、4月に訪問するのは無理かもしれないが、桜の時期に訪問して見たいものである。
湖岸沿いに「チャムソリ博物館」という蓄音機などの資料館があって入りたかったが、日帰りで急いでいたので今回もパス。1泊だったら入ってみたかった。
湖岸沿いにあるのが鏡浦台。横に入口の道がある。
紅葉が進む中を鏡浦台の楼閣まで進む。
楼閣からの眺めが本当に良かった。
ここから夜眺めると、月が5つも浮かんで見えるという伝説があり、空に浮かび、海と月に映り、杯と恋人の目の5つ。それをテーマにして製造されているのが韓国焼酎の鏡月。ただ、日本では人気があるのとは正反対なことに、韓国では現在は販売されていない。
楼閣の中にはいくつも漢字で書かれた額が掲げられている。
鏡浦台は1326年から存在するとされるが、24時間いつでも無料で入れるところなのに、これらの扁額は本物は博物館に保管されるなどして、複製だったりするのだろうか。
鏡浦台から船橋荘まで2kmほどバスで移動。
夏はハスの葉で覆われた中に建つ東屋の活来亭。
今の時期は枯れたハスの葉に覆われて、また違った雰囲気が出ている。
ここから船橋荘の母屋の中に入る。
表札が付いていて、今でも住んでいる人がいるので、拝観はお静かに。
元々は鏡浦湖に面していて、船で湖を渡っていたことから船橋荘という名前になったのだという。
韓国時代劇にも出て来そうな雰囲気である。
実際に撮影も行われたことがあるという。
身分や立場によって住むところが分かれていたという。
船橋荘でも紅葉が美しかった。
この後、師任堂(サイムダン)のふるさと・烏竹軒へ移動し、さらに注文津に向かいます。
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