2018.11.23 秋の関西旅1日目(2) 和歌山電鐵の旅 和歌山出発 [国内旅行]
2016年夏以来3回目の和歌山電鐵の旅である。
2010年の1回目は、主だった電車に乗ることができ、まだ生きていた「たま」にも会ってきた。
当時は知っていた特別な電車は3種類だけで、他の電車は南海時代の塗装のままだった。
そして、2回目は2016年お盆休みの旅。
2016.08.11 紀伊半島旅1日目(3) 和歌山電鐵で御朱印巡り
たまは亡くなり、後継のネコちゃんが駅長になっていたが、ネコちゃん見たさに貴志駅を訪れる人が多いのは変わっていなかった。
和歌山市からのJRの電車を和歌山で降りて、9番線の和歌山電鐵乗り場へ。
ここから「たま」がたくさん描かれたパネルがいっぱい。
この日の特別電車の運行時刻表。
知らない間に6種類に増えたが、これで南海時代の塗装の電車は無くなったのではないだろうか。
今回も残念ながら「たま電車」に乗ることができなかった。
和歌山11時25分発の電車は、「おもちゃ電車」に当たった。
車両の連結部分付近は、おもちゃの展示スペース。
見ているだけで楽しくなる。
車内の座席もかなり凝っている。
ロングシートだけど、これなら許せる。
和歌山から5分2駅の日前宮で下車。
反対側の電車とすれ違い、こちらはチャギントンの車両だった。
日前宮駅から歩いて数分の日前神宮・国懸神宮へ。
2つの大きな神社が同じ境内にある珍しい造りの神社である。
七五三のシーズンということもあり、祈祷はこちらに向かうようになっていた。
和歌山で七五三といえば、ここに参拝する人が多いんだろうな。
境内左手に日前神宮。日像鏡を御神体としている。
境内右手に国懸神宮。日矛鏡を御神体としている。
紀伊国一之宮の一つとされていて、歴史のある神社である。
30分後に日前宮から乗った電車はチャギントン仕様。
車内の座席は普通のロングシートだったが、岡山に登場予定のチャギントン電車を予告する広告ばかり。岡電と和歌山電鐵は経営母体が同じ両備グループ。
日前宮から2駅5分の竈山(かまやま)で下車。
和歌山の三社参りとは、先ほどの日前宮、ここ竈山神社、そして後で参拝する伊太祈曽神社。
竈山駅を降りてすぐに大きな鳥居。
竈山神社まで歩いて15分弱。官幣大社となっているが、それだけ重要な位置付けの神社だったのだろう。
平安時代の延喜式にも載っているぐらい歴史の古い神社であるが、秀吉の時代に根来寺を伐った戦禍の影響で社殿や歴史的な資料諸々焼失。徳川の時代になって再建された歴史がある。
敷地に隣接して立ち入りできない陵墓がある。
神武天皇の兄である彦五瀬命(ひこいつせのみこと)の墓とされている。これがあるために官幣大社だったのだろうか。
30分間で竈山駅から竈山神社まで往復するのは大変だった。
次は時間に余裕を持って参拝したいものである。
日前宮2社と竈山神社の御朱印。
この後、伊太祈曽(いだきそ)へ。
次のページに書きます。
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