2018.11.24 秋の関西旅2日目(2) 篠山口から黒井(兵庫県丹波市)へ [国内旅行]
篠山市街から篠山口駅までバスで戻り、再び電車の旅。
大阪からの電車は6両だったが、ここからは2両ワンマン車掌無しにダウンサイジング。
乗った時は乗客が数人しかいなかったが、大阪からの電車が到着すると、乗り換え客が一気に乗り込んで車内は一気に賑やかになった。時刻表上は10時31分発だが、この日は行違い電車の遅れで10分ほど遅れての出発となった。
秋の車窓を福知山方面に進んで行く。
この時期しか見られない車窓を味わった。
途中の石生(いそう)で団体客が下車して、車内で立っている人は見られなくなった。
10分以上遅れて11時20分頃に黒井に到着して下車した。
荷物を預けるところが駅に無く、キャリーケースを引きずりながらの移動になる。
駅前に「お福」の像。徳川家光の乳母になった春日局の幼少期の姿である。
この黒井の地の現在の興禅寺で生まれたとされている。
黒井駅から黒井城のスタンプがある公共施設まで歩くときに見た黒井城跡の姿。
山頂付近に石垣があるのが麓からでも分かる。
山城の黒井城の麓にある興禅寺へ。
立派な石垣にお堀を構えたお寺だが、元々は黒井城に入った斎藤利三の住まいで、お福が生まれたところでもある。
お福が生まれてから3歳までこの地で過ごしたという。そんなことから、境内にはお福の腰掛石や、産湯に使った井戸が今でも残されている。
興禅寺の御朱印。ここには特に春日局に関することは書かれない。
次の場所を目指して山を一つ抜ける。
山を抜けたところに氷上高校。山頂には黒井城跡。
高校の脇に兵主(ひょうず)神社。
延喜式にも載っているぐらい古い歴史がある神社である。
兵庫県には「兵主神社」がいくつもあるようで、武を司る「兵庫」の神様を祀っているということで、なのでここは兵庫県なのかと納得してしまう。
御朱印もいただくことができた。
兵主神社を後にして黒井駅へ。
黒井駅までの道のりも古い街並みが続いている。
ただ、飲食店が見当たらず、昼食のタイミングを逃してしまった。
2時間弱の滞在で次の福知山へ移動。
黒井は春日局出生の街。そんなことから、現在の丹波市に合併するまでここは春日町。もっと観光地として賑わっても良さそうなのだが。そう感じながら黒井を後にした。
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