2018.11.24 秋の関西旅2日目(1) 大阪から丹波篠山へ [国内旅行]
今回の旅1日目の宿泊地は地下鉄御堂筋線の江坂駅前。
朝7時前に大阪駅で連れと待ち合わせということで、朝6時に起床してすぐチェックアウト。
この時間は江坂始発の電車があって、通常は千里中央へ向かう電車の線路から、新大阪方面に出発する電車をこの窓から初めて見た。
大阪を7時5分に出発する篠山口行きで旅2日目スタート。
あ、写真が途切れてしまった。
宝塚を過ぎて、トンネルをいくつか抜けて三田に近くなるとこのように濃霧の車窓に。
この辺りは大阪周辺とは気候が異なるようである。
三田の市街を抜けると、安定の青空。
丹波の田園地帯を駆け抜ける。
大阪を出発して1時間ちょっとの8時14分に篠山口に到着し、途中下車。
この辺りも濃霧に覆われていた。
接続良く篠山行きのバスが出ていて、篠山市街の本篠山で下車。
この辺りも濃霧に覆われていて、なんとも幻想的。
本篠山バス停は元々は鉄道省営バス、国鉄バスの流れを汲むJRバスの駅があったところ。
ここから山陰線の園部へも行くことができたが、今は神姫バスの子会社で途中の福住まで行って乗り換えになる。
篠山城が開く9時まで時間があったので、篠山の古い市街を歩いてみる。
ちょうど古い街並みに合った古い車が通りかかった。
土曜日の朝9時前ということもあって、本当に静かだった。
鳥居がたくさん並ぶお寺へ。王地山稲荷、まけきらい稲荷などと呼ばれているところである。
鳥居と言えば神社のはずだが、ここは岡山の最上稲荷と同様に日蓮宗のお寺である。
階段の途中にありがたいお言葉が立て看板に書かれている。
濃霧に紅葉。いい時期に参拝することができた。
妙見宮も置かれている。能勢の妙見山も日蓮宗だよな。
長い階段を歩いて本堂に到着。
扁額にも南無妙法蓮華経が書かれていて、ここは日蓮宗のお寺だというのがわかる。
ちょうど本堂内に住職さんがいて、御朱印(御首題ではない)を書いていただいた。
王地山稲荷から篠山城に移動した時には霧が晴れてきた。
少し寒いのか、水面から蒸気が立っていた。
さらに歩くと篠山城の立派な石垣が見えてきた。
1609年に築かれ、藤堂高虎や池田輝政が築城に関わっている。
篠山城に到着。
正面に見える大書院だけが内部で復元されて残っている建物である。
天守閣は徳川家康の命で築かれることはなかったそうだ。
2002年に復元された大書院の内部。
1944年(昭和19年)に火災で焼失して以来の復元で見事な作りである。
江戸時代の築城と同時に建てられた大書院は、明治維新の廃城令以降も残されて、学校や公会堂として使われていたそうだ。
城郭に大書院以外の建物は残念ながら残っていない。
明治時代以降は丹波地方の中心地として発展し、篠山の街中にはレトロな建物がいくつか残っている。
建物に大きなイノシシには驚かされる。
篠山城の北側に広がる古い市街地の中にある春日神社に行ってみた。
平安時代に奈良の春日大社から勧請し、今の篠山城址に建てられたが、江戸時代に入って篠山城築城の際にこの地に遷移いたという。
篠山の祭りはこの春日神社が関与するそうで。
山車の写真が社殿に多く掲げられていた。
奉納されている絵馬が歴史を感じさせる。
御朱印については、このような表示があったので、お願いしなかった。
この後、福知山線で黒井に向かいます。
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