2018.11.24 秋の関西旅3日目(4) 竹田から姫路城へ [国内旅行]
紅葉の竹田を後にして姫路へ向かう話。
12時57分発の寺前行きは1両ワンマン列車。
竹田城に行ってきた人が多く乗り込んで車内は座席が全部埋まった。
竹田城は人気があって乗客が増えてるんだろうから、寺前から和田山の間も電化して姫路からの直通電車を走らせるといいんだが。
銀山で栄えた生野、この地域の中心的な街だった新井を経由するが、車窓はこんな感じ。但馬と播磨の境目は山に囲まれた盆地である。
今回乗っている寺前行きは快速列車。唯一、長谷という駅を通過となっているが、駅の周りはそこそこ家があるので、通過にしなくてもいいのにと感じるが、列車あんまり使わないんだろうな。
長谷から寺前までの車窓。
13時42分、寺前到着。
姫路行きの電車がすぐにあったが、切符の特性を生かして駅前で昼食をとることに。
ところが、頼んだのがなかなか出てこなくて、大急ぎで食べて駅前の食堂を後にした。
この食堂に女優の「のん」さんの写真などが貼られていたが、この街の出身らしい。じぇじぇじぇ。
14時16分、寺前発姫路行きは2両に改造された103系のワンマン電車。
ここからは1時間に1本以上ある区間に入る。
JR西日本の管内でも103系は廃車が進んでいるので、この電車が播但線で見られるのもあと数年かもしれない。
15時過ぎに姫路に到着した時には車内は立っている人もそこそこいる状態だった。
姫路駅のコインロッカーに荷物を預けて姫路城を目指す。
駅前からでも真正面に姫路城が見える。
大手門の跡地。周辺は完全な市街地だが、ここだけ真横に石垣が取り残されている。
大手前公園ではイベントが開催されていたが、姫路城の入城期限の時間が迫っていたので、そのままスルー。姫路城は16時で入城終了で、この時点で入城終了30分前の15時半。
南側の大手門から入り、入城期限が迫る入城口へ。
場内の紅葉が、姫路城の城をさらに際立たせている感じがする。
入城口にはおもてなしの武将達もいた。
入城期限の15分前に入れた。ギリギリセーフ。
日本100名城のスタンプも門をくぐる前にある事務所で押した。
何処から見ても同じ形に見えるところがないのが、素晴らしい。
この後、靴を脱いで天守閣の中へ。
天守閣の内部は、他の城と違って、資料の展示はほとんどなく、場所の解説がわずかにあるだけで、当時のままといった感じである。よって、天井もさほど高くないし、階段も急で上り下りが少々大変。
お約束の天守閣最上階からの景色。
姫路は播磨で一番大きな街になった。
夕陽を浴びる姫路城天守閣。
黒田官兵衛が築城に関与している石垣。かなり細かい積み方をしている。
17時まで少しあったので、最後に神社に1ヶ所立ち寄ることにした。
大手前広場の東側にある射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)。
総社御門から入る。
17時近くても多くの参拝客が訪れていた。
ここは、1400年以上前からの歴史がある播磨国総社の位置付けがある神社である。
前日にも丹波で兵主神社に参拝して要るが、「兵庫」の地名の語源にもなっている神社なので、兵庫県には各地に兵主神社が見られる。
射楯兵主神社の御朱印。
スタンプではあるが、特徴ある御朱印である。
姫路駅への帰りはアーケード街を通り抜ける。
昔ながらの通りで、和装の店が多いのが気になった。姫路とはそういうところなのだろうか。
19時前に姫路を出発するのぞみ号で東京に戻った。
今回も3日間の旅行は内容が濃いものとなった。
今回は時間が足りなくて姫路周辺の神社に回ることができなかったが、城抜きでもいいからまた機会を見つけて御朱印巡りをしたいものである。書写山圓教寺、もう1回行ってみたい。
今回も旅行記にお付き合いありがとうございました。
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