2019.04.14 秋田旅2日目(1) 男鹿温泉から真山神社まで [国内旅行]
男鹿温泉で迎えた朝。
朝5時半に部屋から見た眺めだが、真正面の方角から太陽が昇るが、もう20分ほど早かったら、日の出の瞬間を見ることができたようだ。
部屋から真下に目を向けると満開の梅の花。秋田では4月上旬が梅のシーズンである。
8時半過ぎにホテルをチェックアウト。
少しだけ温泉街を歩いてみるが、この時間はさすがに歩いている人はいない。
前日は18時半に到着したが、もう少し早く着いてもっと散策すれば良かったなと思っている。
男鹿温泉の入口に立つなまはげに挨拶して次の場所に向かった。
男鹿温泉から10分ほど車を走らせたところにある雲昌寺。
アジサイで有名なお寺なのだが、この時期は枯れたアジサイが一面に広がっているだけのお寺だった。花の時期にまた訪れたいものである。
男鹿半島の道をレンタカーで進む。
次に目指すのは正面の山。
正面の鳥居を車でくぐる。
帰り道は鳥居の横を通り過ぎることになる。
真山神社(しんざんじんじゃ)の駐車場に車を止める。
山全体が修験道の場だったようで、平安時代以降は天台宗、後に真言宗のお寺とも一体になっていたようである。
真山神社の仁王門をくぐる。
両脇に江戸時代中期に作られた仁王像が置かれ、神仏習合の名残がある。
仁王門に奉納されているものが印象に残る。
なまはげが手にしている包丁を奉納しているのは当時の国鉄土崎工場。
階段を昇って拝殿に到着。
昭和34年新築と神社の歴史に比べると新しい。
拝殿の背後に薬師堂と呼ばれる建物。
神社の領域なのにこんなにたくさんの仏像。真ん中は本尊の薬師観音だろうか。
元々は光飯寺(こうぼうじ)というお寺が神社も一帯で管理していて、典型的な神仏習合のだったが、明治維新の神仏分離でお寺が無くなって神社ということになっているものの、長い歴史がこのようにしているのだろうか。
御朱印待ちの社務所になまはげのお面。
手に取って撮影も可能。
真山神社の御朱印。
社務所裏手の歓喜天堂は縁結びの神様を祀っているという。どれだけ願っただろうか。
歓喜天堂から階段を下りたところに古民家風の建物。
男鹿真山伝承館で、中から「ウォー!!!」って声が聞こえてきたので、なまはげの実演が行われていたところだったようである。
隣の現代的な建物はなまはげ館。
なまはげに関する資料がここに揃っている。
資料のそばにはなまはげが付きもの。
そして、ここでの必見は110体の地区別のなまはげが展示されているところ。
地区によっては現在も使われているものもあり、大晦日に一旦取り外して使っているところもあるという。さすがユネスコの世界無形文化遺産に指定されているだけある。
真山を後にして、男鹿半島を反時計回りに進んで次は入道崎へ。
続きは次のページで書きます。
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